ENECHANGE株式会社が展開する自社開発のAIチャットボット「Collmbo」は、最近MCP(Model Context Protocol)に基づく外部ツールとの連携機能を追加しました。この新機能によって、Slack上での業務効率化がさらに進むことが期待されます。
Collmboの進化とMCPの役割
新たに追加されたMCP機能は、AIとさまざまな外部サービスが共通のルールで連携できることを可能にします。これにより、従来の単純な会話や質問だけでなく、様々な外部ツールの自動呼び出しや連携が実現され、Webページの要約や資料検索など、より高度な業務支援が可能になります。
ENECHANGEのAI推進体制
ENECHANGEでは全従業員にAI活用を推進しており、2023年には最新のGPT-4を取り入れるなど、AIの利便性を最大限に引き出す環境を整えています。Slackと連携したチャットボット「Collmbo」は、AIを業務に取り入れるためのインタラクティブな手段として非常に高い評価を受けています。
特に、社内からは「外部サイトが参照できたら便利」「AIを活用して業務の幅を広げたい」との要望が多く、このニーズに応える形での機能追加となりました。MCPへの対応によって、ユーザーが求めるさまざまな業務サポートが実現できるようになりました。
オープンソースのメリット
ENECHANGEはエンジニアたちが開発したツールをオープンソースとして公開しており、誰でも自由に利用できます。これにより、業務の効率化に貢献するだけでなく、社会全体にも利益をもたらすことを目指しています。「Collmbo」はその一環として、企業内での使用にとどまらず、社外でも利用されることが期待されます。
Collmboの機能
新しいMCP機能の追加により、Collmboは:
- - 外部ツールとの連携が可能: 処理が複雑な作業を自動化。
- - Streamable HTTPトランスポートに対応: 複数のMCPサーバーへ同時アクセス。
- - 大規模言語モデル(LLM)との対話が可能: OpenAIをはじめとする100種類以上のLLMと連携。
このような多機能性は、企業の業務形態において、作業の効率化を図るための新たな選択肢を提供します。
企業理念と未来
ENECHANGEは、「エネルギーの未来をつくる」というミッションの下、脱炭素社会の実現を目指しています。2015年に設立し、2020年には東証マザーズに上場(現在は東証グロース市場)しています。エネルギーの4D(自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化)分野でのSaaS事業を中心に急成長を遂げている同社は、今後もAIの活用を通じてさらなる成長と社会貢献を続けていくでしょう。
ENECHANGEのSlackボット「Collmbo」は、その革新性と柔軟性により、ますます多くの業界での業務効率向上に寄与することが期待されています。
#URL
Collmbo GitHub
ENECHANGE公式サイト