冷凍餃子フライパンチャレンジがACCグランプリを受賞
味の素冷凍食品株式会社と株式会社本田事務所が共同で展開した「冷凍餃子フライパンチャレンジ」が、2024年のACC TOKYO CREATIVITY AWARDSでブランデッド・コミュニケーション部門のグランプリを受賞し、PR部門でもACCシルバーを獲得したことが話題になっています。このプロジェクトは、冷凍餃子をスムーズに調理できる方法を追求し、SNSを通じて多くのユーザーから支持を得たことが、大きな評価に繋がりました。
プロジェクトの始まり
「冷凍餃子フライパンチャレンジ」は、2023年5月に1件のSNS投稿をきっかけにスタートしました。その投稿では、冷凍餃子がフライパンに張りついてしまうという悩みが共有され、これを解決するために“永久改良”として取り組まれてきました。この問題に対する解決策として、同社は実際にユーザーからフライパンを借り受けたり、失敗の少ない調理方法を探求したりしました。
結果として、2024年1月には「ギョーザ」のリニューアルを発表し、2月11日から新しいバージョンが店頭に並びます。
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSとは
ACC TOKYO CREATIVITY AWARDSは、日本における広告の最高峰であり、1961年から続く「ACC CM FESTIVAL」を源流としています。さまざまなクリエイティブな活動が評価され、純粋なクリエイティブ力が問われます。具体的な部門分けがされており、特にブランデッド・コミュニケーション部門では、デジタルコンテンツやSNSの優れた活用方法が顕彰されます。
受賞の背景と関係者のコメント
味の素のマーケティング本部長である松本征之氏は、受賞を「大変光栄なこと」と評し、SNSの投稿がこのプロジェクトの原点となったことに感謝しています。「永久改良」を通じて、消費者の「感動」と「笑顔」をより多く生み出すことを目指し続けると話しています。
一方で、本田事務所の代表である本田哲也氏も、本プロジェクトの全体統括を務め、“国内外で高い評価を得たことは喜ばしい”と述べています。広範囲に亘るクリエイティブ部門での受賞は意義深く、味の素冷凍食品の継続的な努力に敬意を表しています。
受賞歴と今後の展望
「冷凍餃子フライパンチャレンジ」は、これまでに国内外の多くのアワードで評価されています。SABRE AwardsやSpikes Asiaなど、20冠を獲得したことはその一例です。これにより、冷凍食品業界でのイノベーションが注目されています。
これからもこのプロジェクトと共に、新しい挑戦が期待されます。味の素は、より多くの消費者に喜びを届けるために、さらなる改良や新製品の開発を続けることでしょう。
プロジェクトサイトでは、詳細や新製品の情報が公開されています。ぜひチェックしてみてください。