ブルーモ証券が米国株運用アプリを強化へ　グローバル・ブレインから追加出資

ブルーモ証券がグローバル・ブレインからの出資を受けて新たな挑戦

2023年6月、ブルーモ証券株式会社が後押しを受けたことが報じられました。米国株資産運用アプリを提供する同社に対し、グローバル・ブレイン株式会社がリードインベスターとして追加出資を実行したというニュースです。この出資は、同社の運営する「グローバル・ブレイン9号ファンド」を通じて行われ、その後さらに複数のファンドからの出資も実現しました。

近年、日本では円安が進行し、インフレの時代に突入しています。このため、個人が投資を通じた資産形成に注目を集め、「貯蓄から投資へ」という流れが加速しています。ブルーモ証券は、こうした変化に対応し、誰もが気軽に米国株やETFでの資産運用を行えるアプリ『ブルーモ』を展開しています。

簡単・便利な資産運用

ユーザーは、『ブルーモ』を通じて専門家や他のユーザーのポートフォリオをワンタップでコピーできるため、初心者でも安心して本格的なポートフォリオ投資が楽しめます。2024年5月にはサービスが一般公開される予定で、ポートフォリオ投資機能やリバランス機能などの充実した機能が用意されています。その結果、同アプリは国内の証券会社の中でNo.1のアプリ満足度を誇ります（2025年3月14日現在、同社調べ）。

新たな金融インフラの創造

今回の追加出資により、ブルーモ証券は運用管理機能の高度化と投資商品の多様化を進め、次世代の金融インフラを創出する計画です。グローバル・ブレインは、徹底したやり抜く姿勢を持つブルーモの経営チームを評価し、個人の資産形成に対する課題解決を期待しています。

この取り組みの背景には、中小企業や個人投資家が抱える資産運用の難しさがあり、ブルーモはその解決に向けた一歩を踏み出したとも言えます。さらに、この出資によってブルーモの事業成長に貢献する形で、両社は今後も互いに協力していく意向です。