タクシー業界の新たな可能性を切り開く「電脳点呼」
タクシー向けに開発されたクラウド型点呼システム「電脳点呼」が、サービス提供開始から約1年で導入エリアを24都道府県に拡大したことが話題を呼んでいます。株式会社電脳交通(本社:徳島県徳島市、代表取締役社長:近藤 洋祐)によるこのシステムは、業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に進めるものとして、多くのタクシー事業者から支持されています。
電脳点呼の魅力
「電脳点呼」は、遠隔点呼および自動点呼の両方に対応しており、その柔軟な運用が大きな特徴です。特に、運行管理業務の効率化を図るための機能が充実しています。タクシー業界では、ドライバー不足や高齢化が進み、運行管理者の確保が課題となっています。従来の点呼業務は、深夜や早朝の対応が求められるなど、現場に大きな負担を強いてきましたが、電脳点呼によりこの負担が軽減されるのです。
国土交通省では、ICTを活用した運行管理の高度化が推進されており、点呼業務の制度化も進展中。2022年より遠隔点呼の制度が開始され、2026年には業務前自動点呼の導入も予定されています。この変化の中で、電脳点呼はその特性を活かし、多くの事業者に受け入れられているのです。
対応する業務
電脳点呼は、業務前・業務後の遠隔点呼や業務後自動点呼に対応しており、今後は業務前自動点呼にも対応する予定です。これにより、タクシー業者は点呼業務を効率的に運用し、さらには配車業務の委託サービス「タクシーCC」と使用することで、さらなる業務効率化を実現しています。特に早朝や夜間など、運行管理者が多忙になる時間帯でも、一貫した業務の管理を可能にします。
全国での導入エリア
現在「電脳点呼」は、北海道から九州まで広がっており、導入エリアは以下の24都道府県となります:
- - 北海道、秋田県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、
- - 新潟県、石川県、山梨県、静岡県、京都府、兵庫県、
- - 鳥取県、広島県、山口県、愛媛県、福岡県、
- - 佐賀県、長崎県、熊本県、大分県 (2026年3月末時点)
これらの地域において、タクシー業者は「電脳点呼」を利用することで、より安全かつ効率的な運行管理を行えるようになっています。
会社の概要
株式会社電脳交通は、2015年12月に設立され、現社員数は220名(2026年1月末時点)。主要株主には、阿波銀行関連の企業やUber Technologies, Inc.、NTTドコモ・ベンチャーズなどが名を連ねています。主にタクシー業界のIT化を推進し、現場の声を基にしたサービスの改善に注力しています。
「電脳点呼」の導入拡大は、タクシー業界に新たな風を吹き込み、業務効率化とドライバーの負担軽減に大きく寄与することが期待されています。