東郷神社に新たな防災の取り組み
2023年1月30日、東京・渋谷区の東郷神社が災害時の帰宅困難者受け入れに関する協定を締結し、900人を収容可能な一時避難場所として指定されました。それに伴い、同神社では災害時に必要な水を確保するため、日本濾水機工業のエコな災害用ろ過機を導入しました。
このろ過機は、神社の敷地内にある池から汲み上げた地下水を、飲み水や生活用水に浄化するための装置です。日本濾水機工業は、創業から100年以上の歴史を誇る精密ろ過の専門メーカーで、すでに多くの官公庁や病院、学校への導入実績があります。特にウクライナへの緊急支援にも使用されるなど、その信頼性には定評があります。
エコなフィルターの魅力
このろ過機の最大の特徴は、何度も使用できるエコなセラミックフィルターです。通常、フィルターは目詰まりを起こしやすいものですが、この機能により、ろ過機のハンドルを回すだけで、簡単に目詰まりを解消できます。この仕様によって、約60回ものリユースが可能となり、災害時にも安心して使用できる点が評価されています。
緊急時の利便性
災害時には、交通機関が麻痺することが考えられます。そのため、新しいフィルターを調達することは困難です。繰り返し使用できるこのろ過機は、経済的にもエコな選択肢であり、まさに災害時に最適な機器と言えます。また、キャスター付きで軽量設計のため、持ち運びも容易で、組み立てに工具を必要としないので、誰でも簡単に操作することができます。
適応力の高い水供給
東郷神社は、災害時に臨機応変な水供給体制を築くため、運搬可能なろ過機を活用した柔軟な支援計画を立案しています。万が一の時には、想定外の場所でも水を供給できるよう準備しています。この取り組みが地域住民の安全を守る一助となることでしょう。
このエコろ過機の導入がどれほどの効果をもたらすのか、今後が非常に楽しみです。災害への備えとして、持つべきアイテムとしてぜひ注目したい装置です。
企業情報
日本濾水機工業株式会社
参考リンク