100億企業化シンポジウム
2025-04-25 15:34:26

中小企業の成長支援を目指す100億企業化シンポジウム2025開催決定

中小企業の成長支援を目指す100億企業化シンポジウム2025



株式会社船井総合研究所と神戸大学の共同研究成果を発表する『100億企業化研究公開シンポジウム2025』が、2025年5月13日(火)に東京本社で開催されることが決定しました。このシンポジウムは、中堅・中小企業の成長を促進するための重要な場となります。

シンポジウムの概要


シンポジウムでは、神戸大学大学院経営学研究科と共同で行った「中小企業の価値創造に関する研究」の成果を基に、中小企業が100億企業に成長するための障害や促進要因が発表されます。

当日は、神戸大学経営学研究科の国部克彦教授をはじめ、中小企業庁の阪本裕子課長補佐など、多くの関係者が登壇予定で、それぞれの立場から中小企業の成長に向けた課題や政府支援策について議論します。

また、2024年以降「中堅企業元年」が宣言され、日本政府は地域経済の成長において中堅企業の支援を強化しています。この背景には、中小企業の成長が地域の経済活性化において重要な役割を果たすという意識があるのです。

プログラム詳細


シンポジウムは、以下のプログラムで進行されます。
1. オープニングセッション
国部克彦教授による「100億企業化を研究する必要性・意義」
2. パネルディスカッション
阪本裕子課長補佐、久保雄一郎特命助教、真貝大介社長が議論
3. 研究成果発表①
中小企業経営の実現に向けた経営者の資質
4. 研究成果発表②
財務諸表から成長性と生産性を探る
5. 研究成果発表③
経営管理体制の重要性について
6. クロージングセッション
松井桂執行役員による経営戦略の議論

100億企業とは?


日本には約380万社の企業が存在しますが、売上高が100億円を超える企業はわずか1%です。これらの企業は、経済的に非常に高い収益性を誇り、地域経済におけるコアな産業としても機能しています。このため、政府は中小企業の100億企業化を進め、地域の両方から成長を促すことを目指しています。

課題と新たな視点


中小企業の成長には、従来のビジネスモデルの変革が求められます。経営者の意識改革やチーム体制の構築など、多様な要因が関連しており、一つの視点だけでは解決できません。官民一体で支援し合うことが、企業の成長には不可欠とされています。

地域コングロマリット経営について


船井総合研究所が提唱する『地域コングロマリット経営』は、複数の事業を地域内で展開する戦略です。この手法により、企業はリスクを分散しつつ安定した成長を目指すことができ、地域全体の発展に寄与することが期待されています。

結論


中小企業の成長は、地域経済の持続可能な発展にとって重要です。今後も船井総合研究所と神戸大学の共同研究は、多様な地域における中小企業の100億企業化を促進していくことでしょう。シンポジウムでは、その道筋をしっかりと示していくことが期待されています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
株式会社船井総合研究所
住所
大阪府大阪市中央区北浜4-4-10
電話番号
06-6232-0271

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。