落語で詐欺対策
2025-02-03 18:22:05

落語を使った特殊詐欺対策、吉原朝馬支援官が登壇

落語で特殊詐欺防止を伝える吉原朝馬特別防犯支援官



千葉県で行われた「千葉県障害者社会参加推進講座」に、吉原朝馬特別防犯支援官が登壇しました。この催しでは、特殊詐欺やオレオレ詐欺を防ぐための知識を楽しく学ぶことが目的です。吉原支援官は全国で進行中の「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」に携わり、2018年から警察と協力しながら啓発活動を行ってきました。

笑いを交えた詐欺防止の講演



吉原支援官は、落語の形式を用いて「詐欺に喝(勝つ)!」というテーマで演じました。彼はまず、「特殊詐欺は1本の電話から始まる」と参加者に警告し、その場で国際電話着信拒否の申込書を記入するよう促しました。

落語の中で、吉原支援官は詐欺の典型的な手口について、ユーモアを交えながら解説しました。「相手を喜ばせたり驚かせたりすると、そこから金やキャッシュカードの話が出てくる」といった具体的な例を示し、参加者たちは笑いながらも真剣に耳を傾けていました。

具体的な詐欺被害の実態



落語の中で紹介された詐欺の手口に対しては、参加者から「そういうことがあったのか」「注意しなくては」といった反応が見られました。会場の雰囲気は時に和やかでありながらも、一瞬の真剣な空気が流れる瞬間もありました。吉原支援官は、「家族でコミュニケーションを取り、詐欺について話し合うことが重要」と述べ、家族の絆が詐欺防止に繋がることを強調しました。

国際電話の利用休止を呼びかけ



講演の締めくくりでは、国際電話を利用した詐欺電話の増加について言及し、国際電話着信拒否の申込書をその場で記入するよう呼びかけました。「国際電話は簡単な手続きで着信を止めることができます」と力説し、具体的な申込先も紹介しました。

「家に帰ると忘れがちになるので、今ここで書いてください」との呼びかけに、参加者の中にはメモを取りながら真剣に耳を傾ける姿も見られました。このような啓発活動を通じて、地域での詐欺防止意識を高めることができたようです。

お問い合わせ先



国際電話の利用休止申請に関する問い合わせは、国際電話不取扱受付センターまで。電話番号は0120-210364(通話料無料)での受け付けです。

この講座を通じて、参加者たちが詐欺のリスクについて理解を深め、今後の防止策への意識を高めるきっかけになったことは間違いありません。


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会社情報

会社名
「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」プロジェクトチーム
住所
東京都千代田区霞が関2丁目1番2号
電話番号

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