新しい対空レーダー
2019-09-10 15:10:22
米海軍の新対空レーダーEASRが重要な成果を達成
米海軍のエンタープライズ対空レーダーEASR、試験に成功
2019年8月20日、バージニア州ワロップス島に位置する水上戦闘システムセンターで、米海軍とレイセオン社は新型エンタープライズ対空捜索レーダー(EASR)AN/SPY-6(V)2の重要なシステムレベルテストを完了しました。この試験では、レーダーが民間機を含む多数の標的を捜索し、追尾する能力が実証されました。
テストの進捗と成果
EASRの最初の試験では、標的の捜索、補足、識別が行われ、次の試験では他のシステムとの統合効果により、数時間にわたって複数の標的を継続的に追跡できることが確認されました。これにより、EASRが持つ優れた追跡機能が強調されています。
EASRの特徴
エンタープライズ対空捜索レーダーは、米海軍のSPY-6シリーズの中でも最新のセンサーであり、航空母艦や強襲揚陸艦に搭載されます。その特徴は、対空や対艦の水上戦闘を行いながら、同時に電子防護や航空管制をも担当できる点です。このように多機能を一台で使用できることは、戦闘能力の向上に寄与するでしょう。
プロジェクトの進行状況
プログラム執行オフィスの海上センサー担当プログラム・マネージャーである米海軍のジェーソン・ホール大佐は、「ワロップス島の試験施設からレーザーセンサーへの移行が三カ月程度で完了したことは素晴らしい成果で、EASRプログラムは順調に進展している」と述べています。また、EASRは、米海軍の水上艦隊に比類なき能力を提供する手段として、一歩前進したことが強調されました。
さらに進化するEASR
現在、EASRは二つのバージョンが開発中です。片面回転アレイ用のAN/SPY-6(V)2と、フォード級航空母艦や将来のFFG(X)誘導ミサイルフリゲート艦に搭載する三固定アレイ用のAN/SPY-6(V)3です。これらは、拡張可能なレーダー・モジュラー・アセンブリー(RMA)技術に基づいており、ソフトウエアの成熟度が高まったことにより、その性能がさらに向上しています。
今後の展望
2019年の第四半期には、EASRのシステムレベルテストが完了し、設計・開発段階から製造へと進む予定です。米海軍のアメリカ級強襲揚陸艦LHA-8への初期配備が計画されており、今後の展開が期待されます。
レイセオン社は防衛、民間、サイバー・セキュリティソリューションを提供するリーディングカンパニーとして、91年以上のイノベーションの歴史を持ち、世界中の80カ国以上に最新技術を提供してきました。今後も、より高性能な技術の開発にご期待ください。
会社情報
- 会社名
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RTX Corporation
- 住所
- 870 Winter Street Waltham, MA
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