ZIPAIRがSXSW2025の公式パートナーとなり学生を支援
世界最大規模のクリエイティブ・カンファレンスイベントSXSW2025が、2025年3月7日から15日まで、米国テキサス州オースティンで開催されます。このイベントは、毎年多くのクリエイターやビジネス関係者が集まる重要なプラットフォームとなっており、日本からも数多くの出展者や視察者が参加します。
この度、株式会社ZIPAIR Tokyo(以下、ZIPAIR)がSXSW2025の「オフィシャルパートナー」に就任し、日本の学生スタートアップをサポートする取り組みを始めました。特に、東京大学が推進するスタートアップ派遣プロジェクト「Todai To Texas」の一環として、ZIPAIRは「TTT with 100」という新たなプログラムを展開します。これにより、学生たちがSXSWの舞台で国際的な挑戦を実現できる支援を行います。
ヒューストンへの就航と学生起業家支援
2025年3月から、ZIPAIRはSXSWの開催地近くのテキサス州ヒューストンに新規就航を開始します。この就航は、アメリカでの日本のスタートアップやクリエイターの活動をさらに促進することを目的としています。また、ZIPAIRはSXSWの参加者に対して渡航支援を行い、特に注目されるプロジェクトのファイナリストに対しても積極的に支援を行います。
今年のSXSW Pitchでは、日本から2社がファイナリストに選出され、特に注目の「MyEndoscope」はZIPAIRの支援を受けて渡航します。この内視鏡トレーニングシステムを開発するチームは、SXSWの舞台で他国のスタートアップと競争します。このようにZIPAIRは、学生たちの国際的な挑戦のための新しい機会を提供しています。
SXSW Pitchの意義と注目企業
SXSWでは、革新的なアイデアや技術が集結する「SXSW Pitch」が開催されます。これは、Siriなど数々の著名なスタートアップを世に送り出してきた、スタートアップ界の登竜門とも位置付けられています。ここでは、Robotics、Web3、Voice & Extended Reality部門からは「MUSE」が、Student Startup部門からは「MyEndoscope」が選ばれました。
このように、日本からの学生起業家たちがSXSWに挑戦する機会が増えています。彼らは国際的な舞台で、新しいアイデアや技術を披露することができ、今後のビジネス展開の大きなチャンスを掴むことが期待されています。
SXSW Japan Officeの活動
さらに、SXSW Japan Officeでは、週次で配信されるニュースレター「ROAD to SXSW」を通じて、SXSWに関する最新情報を提供しています。これは過去のハイライトやセッションの紹介に加え、日本の参加者による解説記事も含まれており、参加を検討している人々にとって有益な情報源となっています。ニュースレターの登録は、公式ウェブサイトから可能です。
日本版SXSW公式ウェブサイトでは、SXSWの詳細情報も掲載されており、特に参加を望む企業や起業家へのサポートが行われています。SXSWは1987年から続く、ビジネスカンファレンスとしての地位を確立しており、音楽、映画、インタラクティブの分野で世界中から注目を集めています。
(ZIPAIRの詳細は公式ウェブサイトを、SXSWの詳細は日本版公式サイトを参照してください。)
この機会に、ZIPAIRとともに日本の学生起業家たちが世界へ果敢に挑戦する姿に注目していきたいです。