株式会社楽一番(以下、楽一番)は、越境EC事業で知られている企業で、特に日本の商品を海外の消費者に届ける代理購入型越境ECサービス「楽一番/Rakufun」を展開しています。最近、同社はインドネシアにおいて、現地の物流業者であるJIHE International Logistics Co., Ltd.との提携を発表しました。この提携は、インドネシア国内における物流体制の強化を目的としており、楽一番/Rakufunの会員に対してより迅速な荷物配送を実現します。
今回の提携の背景
これまで、インドネシア国内における配送は様々な問題に直面していました。例えば、インフラの不足や配送網の脆弱さから生じる遅延、コストの増加などです。これらの課題は、楽一番の事業展開における大きな障壁でした。しかし、JIHEと提携することで、これらの障壁が解消され、相互にメリットが生まれることでしょう。
提携の効果
新しい物流体制により、楽一番は会員からの注文に対し、より迅速に対応できるようになります。これにより、消費者は、待ち望んだ商品を以前よりも早く手に入れることができ、サービスの向上が期待されます。楽一番はこの提携を活用し、インドネシア市場でのブランド認知度を一層高めることを目指します。
今後の東南アジア展開
楽一番の目標は、東南アジア市場での成長を図ることです。すでにマレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムといった国々において事業展開を進めています。特にフィリピンとタイでは試験的な取り組みを始めており、今後も現地パートナーとの連携を強化する方針です。これにより、「楽一番/Rakufun」の利便性を高め、より多くの消費者に利用されることを期待しています。
株式会社楽一番の概要
楽一番は、創業以来、国際転送や代理購入サービスの先駆者としての地位を築いてきました。10年以上にわたり、日本の商品を世界中に届けるサービスを提供し続けており、会員数は120万人を超えています。また、TMALLやJD、得物(POIZON)、抖音(中国版TIKTOK)などのECサイトの出店サポートや物流支援も行い、越境広告ネットワークサービスなど多岐にわたる事業を展開しています。
JIHE International Logistics Co., Ltd.
一方、JIHE International Logisticsはインドネシアで国内の物流を手掛けており、海外からの物流も得意とする企業です。近年、業務を拡大し、J&TやShopee、Lazada、titokとの提携実績を持ち、物流ソリューションを提供しています。このように、JIHEの経験豊富な物流サービスと楽一番のグローバルな視点が融合することで、より効率的な配送ネットワークが構築されることでしょう。
現在、楽一番とJIHEの提携により、新たな物流網が形成され、インドネシア市場でのサービス向上が期待されています。今後、この提携がどのように展開されていくのか、多くの関心が寄せられることでしょう。
お問い合わせ
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担当:青山
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