太陽光発電の国際カンファレンスとは
日本では初めてとなる太陽光発電に特化した国際カンファレンス「Solar Asset Management Asia 2018」が、2018年の5月24日と25日に東京で開催されます。本イベントでは、太陽光発電所の運用管理(O&M)とアセットマネジメントに関する最新の情報と技術が共有され、業界の専門家が集結します。
イベント概要
このカンファレンスは、Tokyo Conference Center Ariakeにて開催され、主催はソーラープラザインターナショナルBVです。参加費は有料で、公式サイトから事前に申し込みが必要です。イベントには300名以上の参加者が見込まれ、50名以上の講演者が業界動向について講演を行います。さらに、20社以上のスポンサー企業が支援します。
講演プログラムの詳細
カンファレンスでは、O&Mとアセットマネジメントのセッションが同時に進行します。1日目は、再生エネルギー関連の法規制や新しいアジア市場の概要、プラントパフォーマンスに関する講演が行われます。特に、アセットマネージャーの役割やポートフォリオマネジメントに関する議論も予定されています。
1日目の主要なテーマは以下の通りです:
- - 日本のO&Mの枠組みの現状
- - プライベートファンドとインフラファンドの運用方法
- - PV市場の成熟度についての議論
2日目には、特別基調講演として「持続可能なエネルギー社会への道」が講演され、成長するPVセカンダリーマーケットに関する機会が強調されます。また、グリッドやストレージの柔軟性に関する議題や、FIT制度から新たな制度への移行に関する議論も行われます。
このカンファレンスは、業界の専門家や関係者にとって貴重なネットワーキングの場となることでしょう。各セッションでは、質疑応答の時間も設けられており、参加者が直接講演者に質問を投げかけることができる機会もあります。
有料チケットと特別イベントの情報
参加するには事前にチケットを購入する必要があります。早期購入チケットは105,000円、レギュラーチケットは115,000円であり、当日購入も可能です。また、カンファレンス前日には「千葉・山倉水上メガソーラー発電所」の視察イベントが予定されています。この視察はカンファレンス参加者限定の特別イベントです。
ウェブセミナーの開催
さらに、カンファレンスに先駆けて、無料のウェブセミナーも開催されます。テーマは「デジタル化がアセットマネジメントとO&Mに及ぼす影響」で、カナダとベルギーからの講演者が参加します。これからの太陽光発電業界においてデジタル化がどう変革をもたらすかを学ぶ機会としています。
まとめ
「Solar Asset Management Asia 2018」は、太陽光発電業界の未来を見据えた重要な会議となることが期待されます。関連の業界に関わる方々にはぜひとも参加していただきたいイベントです。詳しい情報や申込は公式サイトをご確認ください。