SNSと投資:若者の情報収集スタイル
WeCapital株式会社は、20代から40代の投資家を対象に「SNSで人気の投資家ランキング」に関する調査を実施しました。この調査では、主に若年層の投資家がどのように情報収集を行い、特にどのSNSを利用しているのかについて分かりました。
調査概要
本調査は2024年10月3日から10月4日かけて行われ、1,008人の投資家の回答を基にしています。調査結果を通じて、近年の投資スタイルや情報収集の傾向を明らかにしています。特に、2024年から新NISAが導入されることにより、若者を中心に投資を開始する人が増えているため、これに関連する情報収集の手段にも注目が集まっています。
投資スタイル
現在の投資状況について尋ねたところ、63.6%が新NISAを利用していると回答しました。これには、投資信託や株式投資を行っている人も多く見受けられ、若者が多様な投資手法を取り入れていることが分かります。
情報収集手段
投資に関する情報をどこで得ているか尋ねたところ、61.6%がWEBサイトを利用していると回答しました。続いて、44.6%がYouTube、21.1%がX(旧Twitter)を利用しているとの結果が出ています。これからもインターネットリソースが投資学習に重要であることがわかります。
SNSの活用状況と重視ポイント
調査では、SNSを使った投資情報収集の頻度についても触れています。約20%の方がSNSで「毎日」投資情報をチェックしているという結果が出ました。また、重視しているポイントについては、「わかりやすい解説」「情報の信ぴょう性」「情報の豊富さ」が主な要素として挙げられました。
投資系YouTubeチャンネルの人気
SNSでの情報収集において、最も参考にされている投資系YouTubeチャンネルは「両学長 リベラルアーツ大学」で、21.2%がこのチャンネルを支持しています。他に「中田敦彦のYouTube大学」や「BANK ACADEMY」といった人気チャンネルも挙げられました。これらチャンネルは、情報がわかりやすく、しかも迅速にアクセスできる点が魅力の一つとされています。
インスタグラムとXの活用
投資の情報を画面越しに得るため近年人気を集めるインスタグラムでは、特に「まな|貯金・節約・投資でサイドFIRE達成!」(@manamanamoney)や「ゆーき(ぴち家)」(@yuki_moneylife)が人気のインフルエンサーとなっています。Xにおいては、「バフェット太郎」や「両🦁リベ大学長」といったアカウントがフォロワーに支持され、多くの投資家からの信頼を集めています。
まとめ
本調査によると、若者の投資家たちは、SNSやWEBサイトを通じて日常的に情報を収集し、自身の投資へとつなげていることが明らかになりました。彼らは情報を得る際に、特に「わかりやすさ」や「信頼性」を求めており、SNS上のインフルエンサーがその口コミで影響を与えています。今後も、SNSを活用した投資情報収集の傾向は続くでしょう。
詳しい調査結果は「ヤマワケJOURNAL」でご覧いただけます。
調査概要
- - 調査元: WeCapital株式会社
- - 調査方法: PRIZMAによるインターネット調査
- - 調査対象: 20代から40代の投資を行っている回収モニター
詳細は
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