新時代のファイル施錠！カギスルがPPAPを超えるセキュリティを提供

新時代のファイル施錠アプリ「カギスル」

株式会社IDEOJがリリースしたファイル施錠アプリ「カギスル」は、PCおよびMac向けに設計され、従来のPPAP（パスワード付きZIPとパスワードをメールで送信する手法）からの脱却を目指しています。このアプリは、特にビジネス環境において、セキュリティを強化しつつ、使いやすさに配慮されています。

PPAP問題の背景

PPAPはその利便性から広く使用されてきましたが、セキュリティ面での欠陥が指摘されています。2020年11月には日本政府がPPAPの廃止を発表し、セキュリティ対策の見直しが求められる状況が続いています。しかし、特に情報通信業以外では脱PPAPに苦慮している現状があります。

カギスルの特長

カギスルは、以下のような独自の特長を持っています：

1. パスワードレスの施錠：カギスルは、ファイルを施錠・解錠する際にパスワードを必要とせず、キーとなる情報の共有も不要です。これにより、ファイルの安全性が向上します。

2. 高セキュリティの暗号化：カギスルは、施錠・解錠の過程で保護されていないファイルを通信に載せないため、危険性が排除されています。また、暗号化方式は非常に堅牢で、理論的には解読に1億年以上かかると言われています。

3. 既存業務フローの活用：カギスルを使用すると、エクセルやPDFをそのままメールやチャットツールでやり取りできます。これは企業にとって業務フローの変更を最小限に抑える大きな魅力です。

4. 基本機能の無料提供：カギスルの基本機能（施錠・解錠）は無料で利用できるため、小規模なユーザーから法人まで幅広く導入しやすい設計になっています。

5. 一時的な利用提供：相手がカギスルを未導入でも、Webページ上で一時的にカギスルを利用できる機能があり、顧客や取引先とのセキュアなファイルのやり取りを実現しています。