タヌキテックの挑戦
2020-05-28 17:33:03

消防団員を支える新たな防災インフラ「タヌキテック」の挑戦

消防団員を支えるタヌキテックの挑戦



全国に約84万人いる消防団員。彼らの安全で効率的な活動を支えるために、株式会社タヌキテックが開発したクラウド型アプリ「FireChief(ファイヤーチーフ)」が注目を集めています。このアプリは、地方自治体と消防団のコミュニケーションを促進し、出動や業務管理の効率化を実現することを目的としています。

FireChiefの概要


「FireChief」は、消防団専用に設計されたアプリで、強固なセキュリティと消防用途に特化した豊富な機能が特徴です。すでに世界中の消防組織への導入が進んでおり、特に約1万8千人の職員を擁する世界最大級の消防組織でも採用されています。これにより、全国の消防本部数728、消防団員84万人への展開が期待されています。

クラウドファンディングの開始


タヌキテックは2020年6月4日より、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」を通じた資金調達を開始しました。このプロジェクトは、アプリの機能拡充を目指し、SNSとの連携機能や消防ドローンを用いた災害情報の可視化機能を追加することが主な目的です。募集期間は6月4日から6月6日までで、上限募集額は3204万円とされています。

防災の数値化


新たに実装予定の機能には、「災害の可視化」が含まれています。これにより、被災地の状況をリアルタイムで把握することが可能になり、効果的な対応を実現します。この機能追加によって、地域住民に対する情報提供も充実し、防災意識の向上につながることでしょう。タヌキテックは、こうした取り組みによって、安全な地域社会の実現に寄与していくことを目指しています。

会社のビジョンと今後の展望


株式会社タヌキテックは、2018年に設立され、理念に基づく防災事業への取り組みを続けています。市川浩也代表は、「消防団員の活動を支援することは、地域の安全を守ることにつながる。私たちはこの使命を果たすために、常に新しい技術を取り入れて進化し続けていく」と話しています。

さらなる資金調達により、同社の技術とアイデアを活かして、取り組みを広げる方向性が示されています。これからもタヌキテックの活動から目が離せません!

会社概要


  • - 社名: 株式会社タヌキテック
  • - 設立: 2018年12月12日
  • - 資本金: 2204万円(資本準備金含む)
  • - 本社: 京都市中京区下丸屋町403
  • - 代表: 市川浩也
  • - 事業内容: 消防団出場指令及び動態管理のシステム開発と運用や、ICTを活用した防災事業など。

このように、地域の防災インフラを一新するタヌキテックの挑戦は、全国の消防団員を支え、より安全な社会の実現に向けて邁進しています。

会社情報

会社名
株式会社タヌキテック
住所
京都府京都市中京区下丸屋町403
電話番号
075-778-5094

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