品川に新オフィス開設
2021-09-30 19:39:23

リアルタイムロボティクスが東京・品川に新オフィスを開設、革新技術への期待高まる

リアルタイムロボティクス社が東京・品川に新オフィス開設



2023年10月1日、米国ボストンに本社を置くリアルタイムロボティクス社が、日本初のオフィスを東京・品川にオープンしました。この新しい拠点は、自動車を始めとする製造業や物流分野において、より効率的な生産プロセスやコスト削減を実現するための重要なステップです。

自動経路生成技術の進化



リアルタイムロボティクスの技術は、産業用ロボットの自動経路生成を実現し、ロボットプログラミングの簡素化やサイクルタイムの短縮のニーズに応えてきました。今回新たに開設された東京オフィスは、パートナー企業と協力し、技術理解を深めるための新しいラボスペースとして機能します。顧客やエンジニアが一緒になって問題を解決し、さらなるビジネスチャンスを創出する場となるでしょう。

小林幸司氏は、「製造と物流の進化には、効率的なリソース配分が必要」と述べ、リアルタイムロボティクスの技術が大幅な投入リソース削減や製造ライン立ち上げの迅速化に寄与することを強調しました。また、将来的には開発中のセンシングシステムとの連携により、動的障害物との衝突回避パスのリアルタイム生成も視野に入れています。

業界ニーズに応える技術



リアルタイムロボティクス社は、単独のロボットや複数のロボットが柵なしで自律的に作業ができる環境の実現を狙っています。昨春には、シリーズAの投資ラウンドで3,140万ドル(約34.5億円)を調達し、国内のビジネスパートナーとの連携を進めている中で、大手企業との協業も進行中です。

ファナック、川崎重工業、三菱電機などとの提携を通じて、各社のニーズに応えるソリューションを提供しています。CEOのピーター・ハワード氏は、市場のニーズの高まりに応えつつ、産業用ロボットによる生産効率を低コストで実現する技術の重要性を改めて認識しています。

未来への展望



リアルタイムロボティクス社は、産業用ロボットや自動運転車両において、衝突なしで動作経路を1/1000秒で生成できる独自のプロセッサを開発しています。これにより、ファクトリーオートメーションの可能性が広がり、製造業界の変革が期待されています。

この新オフィスの開設を通じて、今後もさまざまな新技術を掲げるリアルタイムロボティクスのさらなる進展が楽しみです。興味のある方は、下記の連絡先までぜひお問い合わせください。

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お問い合わせ


  • - リアルタイムロボティクス株式会社
  • - VP of Business Development, Japan
  • - 小林 幸司
  • - Email: [email protected]

会社情報

会社名
Realtime Robotics Inc.
住所
27 Wormwood St #110, Boston, MA 02210 アメリカ合衆国
電話番号

トピックス(IT)

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