労働環境を変革するトドケール、追加出資で物流機能拡充を目指す

トドケールの挑戦と成長

概要

株式会社トドケールは、近年の働き方の多様化に伴い、オフィスでの郵便物や荷物の管理を効率化するSaaS(Software as a Service)を提供しています。東京都千代田区に本社を置くこのスタートアップは、従来の郵便管理サービスをデジタル化し、ユーザーに利便性を提供していることで注目を浴びています。対象顧客には、テレワークやハイブリッドワークを導入している大企業が多く、現在70社以上が同サービスを利用しています。

追加出資の背景

この度、ジェネシア・ベンチャーズが、トドケールのシリーズAラウンドにおいて追加出資を行ったことを発表しました。ジェネシア・ベンチャーズは、トドケールの新たな取り組みや成長に期待を寄せています。トドケールは、今後も企業のニーズに応じてサービスを拡充していく方針です。特に、ユーザーからは「荷物の発送や社内便の管理機能を強化してほしい」との要望が多く寄せられており、これに応えるべくサービスの充実が急がれています。

トドケールのミッション

トドケールは「人とモノをつなぐ」という明確なミッションを掲げています。会社や組織に届く様々な荷物を効率的に管理することで、時間や手間を大幅に削減することを目指しており、特にこれまでの郵便物管理から、今後は「To B物流領域」へと事業を拡大する方向性を示しています。この拡大に伴い、リソースの確保が重要であることから、採用活動にも力を入れる計画です。

資金調達の目的

調達した資金は、営業やカスタマーサクセスチームの強化、物流との連携を含む機能開発に使用されます。顧客基盤をさらに拡大していくためには、専任の人材を育成し、営業力の強化が不可欠です。また、物流機能の強化は、特に企業の業務効率化に寄与する部分であるため、継続して投資が必要とされています。

トドケールの成長の可能性

トドケールは既に多くの大企業に採用され、高い評価を得ているものの、そのビジョンはさらに広大です。リモートワークやシェアオフィスの普及に伴い、郵便物や荷物の管理は今後ますます重要なテーマとなるでしょう。ユーザーのニーズに即したサービスを迅速に展開することで、新たな市場での地位を確立することが期待されます。