熊本でひとり親家庭支援のオンライン料理教室
被災地をつなぐ「ひとり親家庭支援子どもオンライン料理教室」が、熊本県の益城町を舞台に始まります。このプログラムは、参加するお子さんたちに自分でごはんとみそ汁を作る楽しさを教え、食生活を豊かにすることを目的としています。料理は単なる食事の準備ではなく、子どもたちに達成感と自信を与える大切な経験です。
料理教室の概要
このオンラインシリーズは、月に一度、計三回のセッションで開催されます。各回は日曜日の朝10時から11時30分までです。
- - 第1回: 5月23日
- - 第2回: 6月20日
- - 第3回: 7月18日
料理教室は「オーガニック料理教室ワクワクワーク」によって運営され、参加者には明るく楽しい雰囲気の中で料理を学ぶ機会が提供されます。子どもの頃から台所に親しみ、料理の楽しさを感じることが、豊かな食生活の実現につながります。
陸前高田との連携
特筆すべきは、この教室が単なる料理教室に留まらず「支援の環」を広げる取り組みである点です。岩手県陸前高田市からは、震災後に誕生した地元のオリジナルブランド米「たかたのゆめ」が、教室参加者に贈られます。この米は、紫米と白米が交配されて生まれたもので、地域の復興を象徴する存在です。参加者は、この特製のお米を使用して料理を作ることができるので、地元の食材の重要性を学ぶ良い機会となります。
ゆるキャラも登場
オンライン料理教室の初回のセッションには、ゆるキャラグランプリ2020でグランプリを受賞した「たかたのゆめちゃん」も参加する予定です。彼の登場によって、子どもたちはもっと楽しく料理を学び、被災地の支援の意味も感じることでしょう。
ワクワクワークについて
「ワクワクワーク」は、神奈川県川崎市武蔵小杉を拠点にしている料理教室です。幼児から大人までを対象に、料理の楽しさを広めることを目的としています。また、食育講座やマルシェの運営も行い、持続可能な社会の実現を目指しています。共に学び、育むことで、参加者が生活の中でしあわせを見つけるためのサポートを行っています。
結び
このオンライン料理教室は、ただ料理を学ぶ場ではなく、ひとり親家庭のつながりを深める大切な機会です。食を通じて、心をつなぎ、支え合うコミュニティが育っていくことを期待しています。公にされている教室は、被災地の復興や家庭の支援を考える良い機会でもあります。参加を希望する方は、ぜひお早めにお申し込みください。