Symphonyがセキュリティ強化!コラボレーションプラットフォームの進化
Symphonyがセキュリティ強化!
シリコンバレーに本社を置くSymphony社は、最近、チーム・コラボレーション・プラットフォームのセキュリティを一段と強化しました。エンドツーエンドの暗号化を基盤に、新たに情報漏洩対策機能を加えることで、リアルタイムでの添付ファイルやメタデータのスキャンが可能になりました。これにより、企業は安心して社内外での情報共有を行うことができるようになりました。
エンドツーエンドの暗号化と情報管理
Symphonyを利用する企業は、管理ツールやAPIを使って利用ポリシーをしっかりと確立し、管理することができます。セキュリティやコンプライアンスを重視する企業にとって、これまで以上に強固なサポートが提供されることは大きな利点です。この新しい機能により、業務ワークフローやチャットボット、自動化処理の機密性が保持され、安心して利用できる環境が構築されました。
CEOデービッド・グーレの見解
同社の創業者でありCEOのデービッド・グーレ氏は、「デジタルイノベーションがインフラをクラウドへとシフトさせる中で、ストレスやリスクも増加している」と述べています。特に、ここ12か月間でのハッキング事件が10億件を超え、多くの企業がクラウド上のデータの脆弱性を実感していない現状を危惧しています。Symphony社の独自のセキュリティアーキテクチャは、顧客データを社内からは複合化できないよう設計されており、常に安全性を確保しています。
サイバー脅威への警鐘
ZKリサーチの創業者であるゼウス・ケラヴァラ氏も、サイバー脅威の増加を指摘。企業はコラボレーションプラットフォームのセキュリティを後から対策する余裕は無く、Symphonyのエンドツーエンド暗号化モデルに新しい機能が追加されたことによって、その魅力が高まったと評価しています。
生産性向上のための新機能
また、Symphony社は最近、Microsoft Officeとの連携や生産性向上に特化した新機能も発表しました。オートクリア機能を搭載し、非アクティブな会話を自動で隠したり、ブックマーク機能でメッセージを管理したりすることで、ユーザーの利便性が向上しました。さらに、Microsoft OfficeアプリからSymphonyの機能を利用できるため、業務の流れが一層スムーズに進行できるようになります。
Symphony社について
Symphony社は2014年に設立され、大手金融企業15社の共同設立によって生まれました。カリフォルニア州パロアルトを拠点とし、香港やロンドン、ニューヨークなどにもオフィスを展開しています。同社の主な目的は、データセキュリティや企業コンプライアンスを徹底しつつ、個人やチームの生産性を向上させることです。複雑なデータ管理とコミュニケーション手段の変革を追求し、効果的で安全なワークフローを実現しています。
Symphonyの進化がどのようにビジネス環境に影響を与え、情報セキュリティを強化しているのか、その目覚ましい変化に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
Symphony Communication Services Japan 合同会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1−9−2大手町フィナンシャルシティグランキューブ3F
- 電話番号
-