株式会社アルガルバイオ、Unreasonable Impact Asia Pacific 2025に選出
千葉県柏市に本社を構える株式会社アルガルバイオは、社会的および環境的なインパクトを持つ企業として、「Unreasonable Impact Asia Pacific 2025」に参加することが決まりました。このプログラムは、環境に配慮した持続可能なビジネスモデルを備えた企業を対象としています。参加は2023年5月15日から23日までの間、マレーシアで行われる予定です。
藻類を活用した事業の展開
アルガルバイオは2018年に設立されて以来、微細藻類の研究開発に注力し、健康や食糧問題、環境問題などのグローバルな課題に対して解決策を提供することを使命としています。特に、藻類の優れた特性を活かして新しいプロダクトやソリューションの開発を進めています。たとえば、2024年にはタイの大手エネルギー企業であるBLCPパワー社と連携し、CO2の捕集と再利用を目指した実証研究が始まる予定です。
さらに、グローバル・ラグジュアリー・ブランドのケリング社が主催する「ケリング・ジェネレーション・アワード・ジャパン」でも高い評価を受け、国際的な注目を集めています。これにより、アルガルバイオは自社の技術やビジネスモデルをさらに多くの人々に知ってもらうことが期待されています。
世界とのつながりを強化
Unreasonable Impactへの参加を通じて、アルガルバイオは世界中の起業家や専門家とのネットワークを築き、グローバル市場での事業展開を加速させる計画です。また、高度なCO2固定能力を持つ微細藻類を活用したCCUSモデルの確立や、自社の「微細藻類バイオファウンダリープラットフォーム」により、ウェルビーイングや食糧問題、サーキュラーエコノミーに貢献するための事業展開を目指しています。
Unreasonable Impactとは
Unreasonable Impactは、社会課題を解決するためのビジネスソリューションを提供するスタートアップ企業を支援するプログラムで、2016年に設立されました。このプログラムは、アメリカや欧州、アジア太平洋地域を中心に460以上の企業を支援し、累積で140億ドル以上の資金を調達しました。その結果、1億1100万トン以上のCO2を削減し、3万1000人以上の雇用を生み出しています。
未来を見据えた取り組み
アルガルバイオは、今後も微細藻類を中心としたビジネスモデルの実現を目指し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めていく意向です。藻類の持つ無限の可能性を引き出すことで、私たちの未来がどのように変わるのか、益々注目が集まります。
会社概要
- - 企業名: 株式会社アルガルバイオ(Algal Bio Co., Ltd.)
- - 本社所在地: 〒277-0882 千葉県柏市柏の葉5‐4‐6
- - 設立: 2018年3月
- - URL: https://algalbio.co.jp/
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