橋本市が手作りの「木のおもちゃ」を提供し子育て支援を強化

和歌山県の橋本市は、子育て世帯を支援するために「はしっこ！ウェルカムプラン」を推進しており、今回はその一環として、1歳未満の乳児を対象に市産材で作られた「木のおもちゃ」を提供し始めました。この取り組みは、地域の木材を使用し、遊びながら学べる知育玩具を通じて、子どもたちの健全な成長を願うものです。

「はしっこ！ウェルカムプラン」とは

「はしっこ！ウェルカムプラン」は、主に橋本市に居住する子育て世帯を応援するための各種施策を含んでいます。今回新たに導入された木のおもちゃは、当地の山林から採取された間伐材を使用し、職人によって手作りされています。これにより、木の温かみや質感を感じながら遊ぶことができ、子どもたちにとって素晴らしい体験が提供されます。

こだわりの「木のおもちゃ」

プレゼントされる木のおもちゃは、木の香りや感触を楽しむことができるように工夫されており、親子で木の良さを体感することができます。特にこのおもちゃは「木育」の理念を大切にしており、「木とふれあい、木に学び、木でつながる」ことを目的としています。

デザイナーの硲勇氏と家具職人の坂上和孝氏が制作にかかわっており、自然の木目を活かしたユニークなデザインが特徴です。おもちゃには、その制作過程と遊び方がわかりやすく解説された冊子も同封されており、親子で地域への愛着を育むための工夫がなされています。