歴史あるモデルハウス
2026-04-22 13:04:18

25年の歴史を継承するモデルハウス無償譲渡プロジェクトの実施

鹿児島市に拠点を構える株式会社シンケンは、同社が手掛ける「与次郎ヶ浜モデルハウス」に関する新たな試みに乗り出しました。2001年のオープン以来、多くの人に親しまれてきたこのモデルハウスは、先日、無償で譲渡されることが決まりました。この施策の目的は、築25年という年月を経て育まれた住宅の価値を「廃棄」するのではなく、新たな住まいとして「継承」することにあります。

新しい住宅文化の提案


日本の住宅は一般的に30年程度で取り壊される傾向があります。その中には「古くなったから壊す」という考え方が影響しています。しかし、シンケンによる無償譲渡プロジェクトは、住まいをただ消費するのではなく、それを社会の資産として次世代に受け継ぐための試みです。このような「住まいの循環」が実現すれば、住宅寿命の延長や社会的な資産形成が可能となります。

25年の経年劣化は価値ある成長


与次郎ヶ浜モデルハウスは、25年間にわたり手を入れられ使用され続けてきました。その結果、床や柱の木目が飴色に変わり、単なる構造物から「育つ住まい」へと変貌を遂げています。このプロジェクトでは、モデルハウスの魅力を保ちながら、新しい土地で再生されることを目指しています。

住み心地の良さが支持される理由


公開からわずか10日間で、訪れた人々から寄せられた声には、心地よい住まいであることの実感が表れています。「いつまでもいたくなる空間でした」「時間が経つほどに魅力が増していくと感じました」など、訪問者のコメントが多く見られます。このような体験を通じて、モデルハウスが特別な存在であることが再確認されました。

漂う敬意とつながり


この無償譲渡プロジェクトは、モデルハウスの建物だけでなく、そこに息づいてきた家具や器についても新たな持ち主へと譲渡される予定です。これにより、職人の手仕事への敬意を持ちながら、その価値を理解する人々に引き継がれることを目指しています。

未来に向けた希望


シンケンはまた、鹿児島市宮之浦町にて「100年住み継がれる住まい」を目指した研究棟『スタディハウス』を建設中です。このモデルハウスの取り組みは、住まいの循環の実現に向けた第一歩です。古くなるほどにその美しさと愛着が増す住まい文化を育てていきたいと考えています。

無償譲渡の詳細


譲渡対象の「与次郎ヶ浜モデルハウス」は、鹿児島市与次郎2丁目のKTS住宅フェア内に位置する木造建物です。解体や運搬、再築にかかる費用は譲受者が負担する必要があります。譲渡の募集期間は2026年4月10日から5月31日まで、家具や器については6月21日までの期間があります。これを機に、住まいの新しい形を考え直すチャンスです。プレミアムな古き良き住まいを次に生かすプロジェクトとして、多くの人に期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社シンケン
住所
鹿児島県鹿児島市下荒田4-49-22
電話番号
0999-286-0088

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