名古屋のTOYO KITCHEN STYLE SHOPがアメリカのMUSEデザイン賞プラチナ賞を受賞

名古屋のTOYO KITCHEN STYLE SHOPがMUSEデザイン賞を受賞

この度、愛知県名古屋市にある「TOYO KITCHEN STYLE SHOP NAGOYA」が、アメリカ主催の国際デザインアワード、MUSE Design Awards 2025においてプラチナ賞を受賞しました。このアワードは、創造性と卓越したデザインを称えるもので、毎年世界中から多くの応募があります。名古屋のショールームは、株式会社L&Bのデザインによるもので、トーヨーキッチンスタイルのブランドコンセプトである「住むをエンターテインメント」に基づいています。

ショールームのテーマとデザイン

「TOYO KITCHEN STYLE」は、キッチンがただ料理をする場所ではなく、生活を豊かにする空間であるべきだという理念に基づき、独特のデザインと機能性を融合させています。ショールームの中心には、ステンレス製の『0（ゼロ）の鳥』が輝き、光を反射してその美しさが時間とともに変わります。その名も「光芒」と呼ばれるこのデザインは、橋本夕紀夫氏によって手がけられ、雲の隙間から差し込む光のストリームを象徴しています。

このように、光と家具が調和する空間デザインは、訪れる人々に新しい感覚を提供します。また、モーイカーペットが見事に壁に飾られ、美しい絵画のように展示されているのも見どころの一つです。工夫が凝らされたこのショールームは、ただの店舗を越え、アートギャラリーとしても楽しめます。

MUSEデザインアワードについて

今回の受賞に際し、MUSE Design Awardsは今年で10周年を迎えます。多岐にわたる業界からの応募があり、創造性やデザインの新たな基準を提案することが目的です。また、9,000件を超える応募の中から、57人の専門家による厳正な審査が行われました。このアワードは、優れた才能や画期的なアイデアを称えるグローバルなプラットフォームとして位置づけられています。

さまざまなブランドとのコラボレーション

ショールーム内には、Kartellやmoooiなどの異なるブランドのプロダクトが美しく配置され、それぞれ特性に合わせた照明デザインが施されています。これにより、訪れる人々は多様なデザインを楽しむことができ、互いに響きあうような空間でリラックスすることが可能です。

このように、TOYO KITCHEN STYLEが手がけたショップは、日常の中でのエンターテインメントを提案する新たな空間となっています。食を楽しむためのキッチンが、単なる調理の場から、素晴らしい体験をもたらしてくれる場所へと変わるのです。