スマホ買い替え理由：バッテリー劣化がトップ！ユーザー調査で明らかになった最新トレンド

バッテリー劣化が6割！スマホ買い替えの理由は？LINEリサーチ調査

LINEヤフー株式会社が運営するスマートフォン向けリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」が、全国の10～60代のスマホユーザーを対象に、スマホの使用期間や買い替え理由に関する調査を実施しました。

調査結果によると、スマホの使用期間は「3年未満」が全体の6割台後半を占め、年代別では10代で「1年未満」と「1年～2年未満」の割合がやや高い傾向が見られました。一方で、50～60代では「3年以上」の割合が他の年代と比べて高くなっています。

注目すべきは、スマホの買い替え理由です。全体の約6割が「電池（バッテリー）の減りが早くなった」と回答し、圧倒的な1位となりました。2位は「動作が重くなった」で、約2割台後半と続きました。これらの結果から、スマホの機能低下が買い替えを検討する主な理由となっていることがわかります。

年代別に見ると、すべての年代で「電池（バッテリー）の減りが早くなった」が1位、「動作が重くなった」が2位という結果でした。3位以降は年代によって違いがあり、10～40代では「本体の容量が足りなくなった」、50～60代では「スマホが熱くなるようになった」が3位にランクインしています。

さらに、10代では「新生活が始まるとき」や「より高性能・高機能なスマホを使いたくなった」といった理由も上位に挙がっており、世代ごとのニーズの違いが見て取れます。

男女別では、「電池（バッテリー）の減りが早くなった」「本体の容量が足りなくなった」「スマホが熱くなるようになった」は、男性よりも女性の方が高い割合を示しました。特に「本体の容量が足りなくなった」は、10～40代の女性で2割台と高い割合になっています。

今回の調査は、スマホユーザーが買い替えを検討する際に、バッテリーの劣化や動作の重さを重視していることを明確に示しています。今後、スマホメーカーは、バッテリー性能や処理能力の向上に力を入れることが求められるでしょう。また、ユーザーは、買い替え前に自分のスマホのバッテリー状態や性能を把握し、適切なタイミングで買い替えを検討することが重要です。