高知県の物部川エリアで開催された観光博『ものべすと』の華やかなオープニングイベント

高知県の物部川エリアで『ものべすと』が開幕

2025年の大きな観光イベント、物部川エリアで開催される観光博覧会『ものべすと』が、3月29日と30日の2日間にわたり、香美市、南国市、香南市でその幕を開けました。地域の名所や文化を披露するこのイベントは、訪れる人々に多様な体験を提供します。

オープニングイベントの詳細

1日目：香美市

まず、イベント初日は香美市のやなせたかし記念館前広場にて、賑やかなオープニングセレモニーが行われました。特に目を引いたのは、町のパン屋さんに扮した濱田省司知事と市長たち、そしてあんぱんキャラクターの瞳水ひまりさんの登場です。会場ではバルーンリリースや、トークショーに続いてシャボン玉ショー、さらにはマジックショーなどのパフォーマンスが実施され、来場者の心を掴みました。さらに、全国のあんぱんが一堂に集結した「あんぱんサミット」や、地元グルメのブースも充実しており、多くの人で賑わいました。

2日目：南国市

続く2日目は南国市でのイベントが行われ、会場となった「海洋堂SpaceFactoryなんこく」と「南国市シンボルロード」には多くのファミリーが集まりました。特に岡豊高校吹奏楽部の演奏や、ごめん戦隊ゴメンジャーNEXTのパフォーマンスが好評で、家族連れで賑わいました。また、あんぱん食い競争や綱引き大会といったユニークな競技が行われ、多くの参加者が楽しみました。

3月30日：香南市の活動

香南市では、あかおか駅や弁天座の会場でさまざまなイベントが展開され、ここでも「あんぱんともち投げ」やトークショーが行われました。地元出身のパリオリンピック金メダリスト、櫻井つぐみさんによるトークショーもあり、多くの地元住民が楽しむ時間が提供されました。さらに、交通手段として用意された無料のトゥクトゥクが会場間を運行し、スタンプラリーも実施され、参加者の興味を引きました。

『ものべすと』とは？

この観光博『ものべすと』は、2025年3月31日より放送される連続テレビ小説「あんぱん」を契機にしています。物部川エリアを舞台に、地域の自然や文化、歴史、食に触れることができるイベントを1年間にわたり実施するキャンペーンです。『ものべすと』という名前は、物部川の「ものべ」と、「極上」を意味する「ベスト」を掛け合わせたもので、地域ならではの魅力を発信します。

物部川エリアの魅力

物部川エリアは、高知県東部に位置し、南国市、香南市、香美市の3つの市が集まる地域です。高知龍馬空港が近く、高知市から也是30分というアクセスの良さも魅力の一つ。清流である物部川を中心に、山や川、海の自然を存分に楽しむことができます。子育てファミリーに嬉しい体験施設や動物園なども多く、四季折々の美しい風景や地域の文化、地元グルメを味わうことができます。