子ども支援プロジェクト
2020-06-22 13:01:27
コロナ禍で困窮する子どもたちを支援する新プロジェクト、始動
コロナ禍の子ども支援プロジェクトが始動
「あの子にまなびをつなぐ」プロジェクト概要
ditionally, there is variation in access to educational resources. Recognizing this disparity, the non-profit organization Katariwa has launched a new initiative called the "Connecting Learning to Those Children" project to support children struggling due to the COVID-19 pandemic. This project aims to connect learning opportunities with children who are affected by poverty in a comprehensive way.
コロナウイルスの影響
新型コロナウイルスの影響で、特に子どもたちの生活は厳しくなっています。総務省の調査によれば、2020年4月には約597万人が営業自粛により休業し、非正規労働者は97万人も減少しました。その中で、特に35歳から44歳の母親世代の女性が28万人も影響を受けていると言われています。このような状況は、既に相対的貧困状態にある子どもたちを一層苦しめています。
日本では、7人に1人の子どもが相対的貧困に直面しており、生活保護世帯出身の大学進学者はわずか19%に留まっています。この状況は、貧困家庭に育った子どもが学びの機会を失いがちであることを示しています。
プロジェクトの具体的な取り組み
カタリバは、オンラインプラットフォームを通じて、子どもたちとその保護者に安心感のある学びの場を提供します。
1. オンラインサポートの提供
- パソコンやWi-Fiの使い方に関する研修を行い、子どもたちがオンラインで学ぶスキルを身につけるサポートをします。
- 週に1回の個別面談や保護者との電話相談を通じて、具体的なニーズを把握し、個別対応を行います。
2. 個別学習支援の実施
- AIを利用したタブレット教材「Qubena」や、フィリピンの講師との英会話プログラム「WAKUWORK」を提供し、学習支援を行います。学習の進度に応じたプログラムで、子どもたちに必要なスキルを身につけてもらいます。
3. インターネット環境の整備
- オンライン環境が整っていない子どもに対して、パソコンやインターネット接続を無償で提供します。
- カタリバの各拠点でのオンラインサポートや、感染対策を講じた上での食事支援も行います。
4. 評価研究の実施
- プロジェクトの有効性を科学的に評価するために、研究者との共同による評価研究を行います。これにより、プロジェクトの進行状況や改善点を明らかにし、今後の子ども支援に繋げていきます。
クラウドファンディングの開始
プロジェクトは6月22日からクラウドファンディングを開始し、1,500万円を目標に寄付を集めます。この寄付金に対して、マッチング寄附の仕組みも設けられています。寄付を行うことで、さらに多くの子どもたちに学びの機会を提供することが可能になります。
結論
新型コロナウイルスの影響を受けた子どもたちに対する支援は、一朝一夕には解決できない複雑な課題ですが、カタリバの新たな取り組みがその解決へ向けた希望となることを願います。このプロジェクトが教育機会の格差をなくし、より良い未来に繋がるよう期待しています。
会社情報
- 会社名
-
認定特定非営利活動法人カタリバ
- 住所
- 高円寺南3-66-3高円寺コモンズ203
- 電話番号
-
03-5327-5667