ベトナム住宅開発の新たな時代を切り開く「LEGACY COLLECTION」

ベトナムでの住宅開発、10年の歩み

西日本鉄道株式会社（以下、西鉄）と阪急阪神不動産株式会社（以下、HHP）は、ベトナムの住宅市場での参加を開始してから10年が経過しました。記念すべきこの年、両社はナムロンインベストメントコーポレーション（以下、ナムロン社）と協力し、「LEGACY COLLECTION」という新ブランドを発表しました。これにより、今後の住宅開発にさらなる展開が期待されます。

「戦略的パートナーシップ10周年記念式典」開催

2023年5月10日から11日の2日間、ホーチミン市で開催された「戦略的パートナーシップ10周年記念式典」には、在ホーチミン日本国総領事館の小野総領事や400名以上の来賓が出席し、10年間の歴史を振り返りました。

式典では、過去10年間の成果を称えると共に、新たな高級住宅ブランド「LEGACY COLLECTION」の存在が発表され、来場者はその内容に興味を示しました。この新ブランドは、今後展開されるWATERPOINTプロジェクト及びPARAGONプロジェクトの新規販売区画にて開発される予定です。

10年間の成長

西鉄、HHP、ナムロン社の3社は、2015年からベトナムのホーチミン市内で住宅開発を進めてきました。これまでの10年間で、供給された住宅戸数は20,000戸を超え、開発面積は400ha以上に達しています。これは、ベトナムの経済成長に寄与する大きな成果となっています。

新ブランド「LEGACY COLLECTION」の背景

「LEGACY COLLECTION」は単なる住宅ブランドに留まらず、持続可能で豊かなライフスタイルを提供することを目指しています。新たなプロジェクトにおいては、高級志向の住宅だけでなく、手頃な価格帯の住宅も手掛ける計画です。これは、ベトナム政府が推進する住宅政策に沿ったものであり、さらなる市場ニーズにも応えることとなるでしょう。

基礎からの信頼の構築

式典での各社代表の発言では、これまで積み重ねてきた信頼関係の大切さが強調されました。西鉄の林田社長は、「ベトナム国民が望む真のまちづくり」に向けて、共に力を合わせることを約束し、今後の発展に期待を寄せました。HHPの福井社長も、「快適で質の高い住まいを提供する」という共通のビジョンがあるからこそ、この10年間で築いてきた関係があると語りました。

記念視察及び植樹式の実施

式典後には、開発プロジェクト地での視察と植樹式が行われ、開発地区の10年間の歴史を感じながら、さらなる発展を祈願しました。MIZUKI PARKやWATERPOINTでは、既に3社による複合型住宅開発が進んでおり、未来に向けた期待が膨らみます。特にWATERPOINTにおいては、日越文化会館が2024年にオープン予定で、両国の文化交流の拠点となる見込みです。

このように、西鉄、HHP、ナムロン社の協力によって進むベトナムの住宅開発は、今後も新たな高みを目指して展開されていくことでしょう。持続可能な未来を築くため、地域社会との連携を強化し続けることが期待されます。

このように、10周年を記念するこの取り組みは、ベトナムの住宅市場に新たな風を吹き込むことを目指しています。今後の成果に注目が集まります。