廃棄物処理可視化「StateEco」
2024-06-27 19:38:05

廃棄物処理を可視化!資源循環プラットフォーム「StateEco」が誕生

廃棄物処理の可視化で、循環型社会へ貢献!「StateEco」が誕生



伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は、廃棄物処理の可視化を支援する資源循環プラットフォーム「StateEco(ステートエコ)」の提供を開始しました。

近年、地球環境問題への関心の高まりから、資源の有効活用や環境負荷の低減が求められています。特に、廃棄物処理においては、排出から処理、再利用に至るまでのプロセスを可視化し、効率化することで、循環型社会の実現に大きく貢献できるとされています。

「StateEco」は、製造業者、運搬業者、処理業者など、廃棄物に関わる様々な事業者を繋ぐプラットフォームです。廃棄物の処理状況や再資源化率、運搬時のCO2排出量などを可視化することで、各事業者間の情報共有を促進し、業務の効率化を図ります。

「StateEco」が実現する効果



「StateEco」導入によって、以下の効果が期待できます。

廃棄物処理の効率化: 廃棄物の処理状況を可視化することで、適切な処理方法の選択や処理時間の短縮が可能になります。
コスト削減: 運搬事業者間の共同配送によるドライバーと運行経路の調整によって、コスト削減を実現します。
再利用の促進: 廃棄物の可視化により、再資源化可能な素材の特定や再利用率の向上を促します。
環境負荷の低減: 運搬時のCO2排出量を可視化することで、排出量の削減に貢献します。

家具・インテリア業界での実証実験で効果を実証



「StateEco」は、家具・インテリア業界で実証実験を実施し、その効果が証明されています。

2023年6月より、家具インテリア リサイクル&リニュー協議会(R&R協議会)の参画企業と連携し、廃棄ベッドマットレス処理の可視化実験を実施しました。その結果、鉄の抽出量13%増加、収集回数60%削減、運搬時のCO2排出量35%削減といった定量的な効果が得られました。

今後の展開



CTCは、AIを活用した経路最適化や情報開示レポートの整備など、今後も「StateEco」の機能を拡充していく予定です。

製造業を始めとした企業への「StateEco」提供を通じて、循環型経済の実現に貢献していきます。

まとめ



「StateEco」は、廃棄物処理の可視化を支援することで、企業の環境負荷低減と資源循環の促進に貢献する画期的なプラットフォームです。

今後、多くの企業が「StateEco」を活用することで、より持続可能な社会の実現に繋がるでしょう。


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