LDcubeがMSODプログラムに参加し組織開発の学びを深める
株式会社LDcube(東京都千代田区、代表取締役社長:新井澄人)は、ペパーダイン・グラツィアディオ・ビジネス・スクールによるMaster of Science in Organization Development(MSOD)プログラムに参加し、組織開発のフラッシュコンサルティングを受けました。これにより、同社は「医者の不養生」とならないよう、顧客に対するサービスの在り方を再確認し、学びを深めました。
研修のスタイルを超えた人材育成
当社は、組織の活性化や人材育成を通じて営業強化に必要な各種プロダクトを提供していますが、直接的なODコンサルティングは行っていません。これまでにも積み重ねた組織開発の知見を基に、顧客への提案やカスタマーサクセス支援を行っています。しかし、今回のMSODプログラムを通じて、社員全体が再度組織開発について学び直す機会を得ました。
MSODプログラムの導入経過
2025年、LDcubeは以下のステップでMSODプログラムに取り組みました。
1. 2月18日:クリストファー・G・ウォーリー博士との事前来日ミーティング。
2. 4月17日:MSODチームとのキックオフ・オンライン会議。
3. 4月23日:第1回事前ミーティング(90分)。
4. 4月29日・5月8日:現場ヒアリングを10名実施。
5. 5月9日:第2回事前ミーティング(90分)。
6. 5月14日:第3回事前ミーティング(90分)。
7. 組織のアジリティサーベイを全社員で実施。
8. 5月21日~23日:フラッシュコンサルティングを実施(日本現地)。
このプログラムでの主なテーマは、当社が新たな顧客を獲得し、成長するための方法論を見出すことでした。
アジリティサーベイの結果
実施したアジリティサーベイでは、アジリティが高いとされる60社と比較して、当社のアジリティスコアが高いことが明らかになりました。これは、当社が効果的な組織体制を思考している証でもあります。今回のセッションでは、ブランド・プロミスやマーケティング戦略、営業施策についての議論が行われ、当社の今後の方向性を探りました。
経験からの気づき
新井社長は、「これまでODの知識を活かしてきたが、顧客の立場で受けることはなかった。ODコンサルティングを経て初めて顧客の心理を理解できたし、この経験から自分たちのあり方を再考できた」と述べています。今回の活動を通じて、顧客に対する共感力を向上させることができました。
未来への展望
LDcubeは、ED(教育)からLD(学習発展)プランを展開し、さらなる展望を持っています。今回のMSODプログラムで得た知見を今後の事業に活かし、顧客の成長支援に努めます。また、専門分野の知識を深めるために、逆の立場での体験を取り入れることが重要だと感じています。これによって、個々の成長と組織全体の成果向上にも貢献します。
LDcubeからのメッセージ
「我々LDcubeは、お客様の成長のために多様なツールを活用し、人材開発・組織開発の課題解決をサポートするプロフェッショナル集団です。60年以上の知見を生かし、皆様とともに歩んでまいります。」
今後は、クリストファー・G・ウォーリー博士が主導する『持続可能な戦略的組織設計コース』などを通じて、組織が迅速な変化を遂げるためのスキルを学び、著名なMBA教授陣から最前線の知識を得る機会を提供します。これにより、顧客の組織の成長と生産性向上に寄与することを目指していきます。