リトルプラの新たな挑戦
2024年10月13日に、国際デジタルえほんフェア実行委員会主催の「デジタルえほんアワード2024」が発表され、次世代型テーマパーク「リトルプラネット」を展開する株式会社リトプラが開発したスマホアプリ「エモリズム」が準グランプリを獲得しました。また、同社の「マゼモンジェネレーター」も入選しました。
感情とリズムが融合したアプリ「エモリズム」
「エモリズム」は、リトルプラネットの世界観を持つアプリで、子どもたちが感情表現を楽しむことを目的としています。このアプリの開発背景には、スタッフが自宅で子どもたちと一緒に遊びながら、鏡に向かって様々な表情を作り合う中で子どもたちが表情を遊び道具として自由に使っている様子があります。これが、感情を表現することの楽しさを子どもたちに提供したいという思いに繋がりました。
プレイヤーは、ウサギのキャラクターがリズミカルに出す「お題」に従い、表情を切り替えて遊ぶことで、笑い、泣き、怒り、驚きの4つの感情を表現します。機械学習を活用し、表情の変化を捉えることで、子どもたちは自然に感情表現の幅を広げることができます。また、「かおたいそうモード」により、表情が作れない時でも気軽に練習ができるため、友人や家族とつながりながら笑顔を共有できます。
- 名称:エモリズム
- 価格:無料
- 推奨年齢:3歳以上
- カテゴリ:教育
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ダウンロードリンク
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App Store
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Google Play
新たなトレカ体験「マゼモンジェネレーター」
次に注目すべきが「マゼモンジェネレーター」です。これは、「トレーディングカード」の遊びを基にした最新のデジタルアトラクションで、生成AIの技術を取り入れています。動物や食べ物など100種類以上の素材を組み合わせて、オンリーワンのモンスターカードを作成可能です。
生成されたカードは、バトルに使ったり、家族や友達と交換したりできるだけでなく、専用オンラインページでコレクションとして保存できます。自分のアイデアや考えを具現化することができるこのアトラクションは、まさに「子どもたちが初めて触れるAI」として設計されています。
- 名称:MAZEMON GENERATOR/AIモンスター生成ラボ
- 設置パーク:
- 東京都:リトルプラネット ダイバーシティ東京 プラザ
- 千葉県:リトルプラネット KITE MITE MATSUDO、リトルプラネット ららぽーとTOKYO-BAY(2024年11月28日オープン)
- 静岡県:リトルプラネット ららぽーと沼津
- 愛知県:リトルプラネット mozoワンダーシティ
- 大阪府:リトルプラネット ららぽーと和泉
- 推奨年齢:5歳以上
- 体験料金:1回100円(入場料別)
受賞を機に更なる挑戦へ
リトルプラネットは、これを機に「未来の遊び」を広げることに努めるとしています。オフラインとオンラインの垣根を超えた新しい体験を創り出し、子どもたちにデジタルの豊かな出会いを提供していく方針です。
リトルプラネットの魅力は、テクノロジーと遊びを融合させることで、子どもたちの学びを深め、他者との交流を促進する点にあります。特に、フィジカルな体験を通じて、子どもたちが自ら考え、探求する力を育むことが期待されています。
これからもリトルプラネットは、子どもたちにとってのアソビを様々な形で展開していくことを楽しみにしています。
運営会社について
株式会社リトプラは、代表取締役CEOの後藤貴史が率いる企業で、テーマパーク事業やアソビクリエイト事業を展開しています。設立は2016年9月で、東京都港区に本社を構えています。今後も、独自のアプローチで子どもたちに新たな遊びの体験を提供していくことでしょう。