日本美容医療学会(JAPSA)が、新たに認定医制度を創設しました。この制度は、美容医療に携わる医師が専門的な知識と技術を有していることを証明するものであり、JAPSA独自の基準に基づいて認定されます。
認定医制度の概要
この認定医制度の導入により、医師は日々の診療や手術経験を客観的に証明できる資格を手に入れることができます。これにより、医師自身のキャリア形成や、患者、そして医療関係者との信頼関係の構築に大いに貢献すると期待されています。
新規申請要件
新規に認定医を申請する場合、JAPSAの正会員であり、過去に学術総会または研究会に1回以上出席した者が対象となります。申請時には履歴書や診療実績証明書を提出し、書類審査を受ける必要があります。また、年に2回実施される筆記試験も受ける必要があります。この試験では、客観的な絶対評価と相対評価の両方が行われ、基準をクリアした場合に認定が下されます。
申請手続きと費用
新規申請の際に必要な手数料は30,000円で、これにかかる書類は、(様式A)認定医申請書、(様式B)履歴書、(様式C)診療実績証明書が必要です。書類は事務局に郵送する必要がありますが、提出する書類のコピーも必ず手元に保管してください。また、認定医新規申請手数料の振込証明書も同封する必要があります。
更新申請について
認定医の更新申請は、正会員であることと、過去5年以内に60単位以上を取得したことが求められます。更新申請時には、診療実績証明書や参加証、業績を示す書類を提出する必要があります。更新の際には手数料として20,000円が必要です。
筆記試験のスケジュール
2025年10月3日(金)に筆記試験が予定されています。この試験は東京と大阪の2か所で実施される予定です。受験者には事前に受験票が送付され、試験に必要な持ち物の確認が必要です。特に、時間に遅れると受験不可となるため、注意が必要です。
日本美容医療学会(JAPSA)について
一般社団法人日本美容医療学会(JAPSA)は、美容医療の分野での医師育成と技術向上に貢献している団体です。美容医療の最新情報を共有し、業界全体の発展に努めています。認定医制度を通じて、さらなる質の向上を目指していることが強調されています。
学会の詳細や申請方法については、公式サイトを参照してご確認ください。
お問い合わせ先
詳しい情報については、下記の連絡先にお問い合わせください。
これからの美容医療の一層の進展に期待しながら、多くの医師がこの認定医制度を利用することを願います。