静岡県浜松市に誕生した地域貢献の新たな拠点「こども食堂」

地域の未来を支える「こども食堂」の誕生

株式会社evoltz（本社：静岡県浜松市、代表取締役：渥美幸久）は、地元のNPO法人「まる十すきま時間気賀四ツ角」が新たに設立した「こども食堂」に自社の制振装置「evoltz」を採用することを発表しました。この施設は、地域の子どもたちの成長を支えるために作られたもので、渥美専治氏の地域貢献への思いから生まれました。

設立の背景

「こども食堂」は、特に児童福祉施設を退所する際に直面する厳しい現実に触れた渥美専治氏の経験がきっかけです。虐待や家庭の問題から施設に入ることになる子どもたちは、社会との信頼関係を築くのが困難です。この背景を踏まえて、地域の子どもたちが安心できる居場所を作るという願いが、この食堂の設立に結びつきました。食事の提供だけでなく、宿題や読書、遊びを通じて、生活スキルやコミュニケーション能力を養う場となることが目的とされています。

ユニークな施設の特徴

新しく建設されたこども食堂は、これまでのこども食堂とは一線を画す特徴があります。まず、この施設は全国でも例を見ない専用の建築であり、地域住民が集う「場」としての役割を強化しています。また、evoltzの制振装置が採用されており、災害時には避難場所としても利用できます。

設計は木造建築のプロによって行われ、施工は有限会社番匠が担当しました。さらに、地域の文化を反映させるため、日本の著名な書道家である中澤希水氏の書が施設の内装に取り入れられ、より温かみのある空間になっています。

オープニングセレモニー

2025年3月8日（土）には、待望のオープニングセレモニーが開催されます。場所は浜松市浜名区細江町気賀にある「まる十すきま時間気賀四ツ角」で、参加費は無料ですが事前予約が必要です。このセレモニーは、地域の新たなスタートを祝う場として位置づけられています。

運営方針と地域貢献

このこども食堂では、毎月第2土曜日に食事を提供するだけでなく、図書コーナーや学習スペースを設けることで、幅広い世代が利用できる環境を整えています。地域交流スペースとしても機能し、大人と子どもが繋がる場として役立ちます。

運営は正会員、賛助会員、協賛企業によって支えられています。個人正会員や企業の協賛により、地域の子どもたちに必要な支援を届けられる仕組みが整っています。さらに、単発の寄付も受け付けており、地域の人々が積極的に関わることで、食堂の活動が活発化しています。

evoltzの制振装置について

evoltzが提供する制振装置は、高い制振性能を誇り、木造住宅に特化した設計になっています。震度1から震度7の揺れまで効果的に対応できるため、安心して過ごせる環境を提供します。

このこども食堂は、地域の未来を支える拠点として、将来の子どもたちに豊かな経験を提供しています。今後の活動に期待が高まります。