就職活動の現場に革命をもたらす『ABABA』
株式会社ABABA(東京都渋谷区、代表:久保駿貴・中井達也)は、就職活動の過程を評価し、スカウトが届くプラットフォーム『ABABA』の導入企業が、2025年11月時点で累計3,000社を超えたと発表しました。このサービスは、学生が最終面接まで進んだ実績をもとに企業からのスカウトを受け取ることができる、新しい形の就職活動支援サービスです。
『ABABA』の誕生背景
『ABABA』は、大学時代の友人が自身の第一志望の企業の最終面接で不採用となった際に精神的に苦しんだ経験から生まれました。2020年11月にサービスが開始されて以来、5年が経過し、その間に約500万通のスカウトが就活生に送られました。この実績は学生のスカウトへとつながり、企業と求職者の出会いを促進するための大きな一歩と言えるでしょう。
最終面接の価値を再定義
一般的に、最終面接は企業が採用を決定するための重要なステージですが、そこで不合格となった学生には、多くの価値が隠れています。それは、最終面接まで進めたという証拠であり、一定の合格ラインに達していることを示します。『ABABA』は、このような学生の情報を可視化し、企業が必要とする人材とのマッチングを効率よく行うことを目指しています。
スカウト型サービスの魅力
『ABABA』の特筆すべき点は、最終面接まで進んだ学生しか登録できないことです。登録時に提出する企業の情報をもとに、学生は自分の実績を元に企業からのスカウトを受け取ることが可能です。
さらに、企業は不採用の通知にも工夫を凝らしています。「お祈りエール」と呼ばれるこの取り組みでは、不採用メールの中に学生への応援メッセージを添え、他社への推薦を行うことで、学生を次のチャンスに導く役割を果たします。このようにして、『ABABA』は就職活動での失敗を前向きな経験に変える助けをしています。
就活ストレスの軽減と企業のブランディング
このサービスは、就職活動を通じて心理的なストレスを軽減し、さらに企業のブランディング維持にも寄与しています。求職者にとっては、自分の努力や能力が評価される場所が見つかることは非常に重要であり、企業にとっても自社の雇用ブランドを高めるチャンスが増えます。このように『ABABA』は、就活生と企業双方のニーズを満たす理想的なプラットフォームとして注目を集めています。
今後の展望
導入企業が3,000社を超えた『ABABA』ですが、今後はさらに多くの企業との連携を深め、より多くの求職者にチャンスを提供していく方針です。メンタルヘルスに配慮しつつ、求職者が自分の道を見つけられるサポートをし続けることで、就職活動の新たな形を提案しています。今後の展開にも目が離せません。
会社概要
- - 会社名:株式会社ABABA
- - 所在地:東京都渋谷区恵比寿1丁目19番19号恵比寿ビジネスタワー8階
- - 設立日:2020年10月19日
- - 資本金:1億円
- - 従業員数:70名(インターン・アルバイト含む)
- - 公式URL:ABABA公式サイト
『ABABA』は、ただの就活支援にとどまらず、新たなビジネスモデルを確立しつつあると言えるでしょう。