集英社文庫の冬のフェア「ふゆイチ2024-2025」スタート!
11月20日(水曜日)から全国の書店で、集英社文庫の冬のフェア「ふゆイチ2024-2025」が始まります。このフェアでは、著名な作家である伊坂幸太郎氏の人気作品が、魅力的なイラストを施された帯で登場します。特に、イラストレーターの丹地陽子氏が描いたイラストが目を引き、各作品の印象的な文章を引用した帯デザインが奏でる統一感が特徴です。
フェアの主な内容
フェアの目玉は伊坂幸太郎氏の以下の3作品です。
- - 『終末のフール』
- - 『仙台ぐらし』
- - 『残り全部バケーション』
この3作品は、丹地陽子氏による魅力的なイラストが全面にあしらわれ、視覚的にも楽しませてくれます。読者はそれぞれの作品が持つストーリーやテーマに興味を持つことでしょう。
『終末のフール』について
『終末のフール』は、地球が小惑星に衝突し8年後に滅亡するという予告がなされた後、残された時間を生きる人々がどのように人生を見つめ直すのかを描いている作品です。仙台北部の団地に住む人々が、それぞれの思いを抱えながら過ごす様子がリアルに描かれています。
書誌情報
- - 著者名: 伊坂幸太郎
- - 発売日: 2009年6月26日(単行本:2006年3月24日)
- - 価格: 880円(税10%込)
- - ISBN: 978-4-08-746443-6
集英社文庫『終末のフール』
『仙台ぐらし』の魅力
次に、『仙台ぐらし』は、著者の心配性な日常が描かれたエッセイ集です。不景気の影響や地元の出来事、街の人々とのふれあいがユーモラスに綴られています。特に、仙台という地元を舞台にした描写は、地域の魅力を伝えています。
書誌情報
- - 著者名: 伊坂幸太郎
- - 発売日: 2015年6月25日
- - 価格: 715円(税10%込)
- - ISBN: 978-4-08-745326-3
集英社文庫『仙台ぐらし』
独特な世界観が広がる『残り全部バケーション』
また、『残り全部バケーション』では、岡田という主人公があくどい仕事で生計を立てる様子が描かれています。彼と先輩の溝口との間で交わされる会話が物語に深みを与え、多彩なキャラクターたちが織りなす物語に引き込まれることでしょう。
書誌情報
- - 著者名: 伊坂幸太郎
- - 発売日: 2015年12月17日(単行本:2012年12月5日)
- - 価格: 792円(税10%込)
- - ISBN: 978-4-08-745389-8
集英社文庫『残り全部バケーション』
このように、多彩で感情豊かな作品が並ぶ「ふゆイチ2024-2025」。ぜひ、この機会に書店を訪れてみてはいかがでしょうか。魅力的な書籍と素敵なイラストに出会えるチャンスです。
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