大阪工業大学でのドローンプログラミング大会
2025年11月3日、大阪工業大学の情報科学部実世界情報学科主催による「ドローンプログラミング大会(OITカップ2025)」が開催されます。この大会は、地域の中高大生を対象にした公開型競技会であり、災害時の物資輸送を念頭においたドローンのプログラミングを競います。大会は、大学と地域が協力し未来の人材育成を目指す取り組みの一環として位置付けられています。
競技の内容
大会のメインテーマは「災害時の物資輸送」です。参加者は、自らプログラムしたドローンを操作し、障害物を回避しながら設定されたヘリポートへの着地を目指します。このプロセスを通じて、論理的思考力や創造性を養い、仲間と共に課題を解決するスキルを身につけられる機会が提供されます。
大会のポイント
- - 次世代の人材育成: 中高大生が集結し、スキルを持ち寄り切磋琢磨します。
- - 災害時の物資輸送: プログラムしたドローンを用いて、現実の問題解決を意識した競技内容。
- - 地域との連携: 学内にある「DXフィールド」を開放し、地域の皆さんも参加できるイベントとして実施。
本学では、過去にも大阪府教育委員会や枚方市教育委員会と協力し、ドローンプログラミングの体験型教育を行ってきました。今回の大会は、挑戦し成果を発揮する場として設けられ、一般から参加者を募り、総勢10チームが競い合う形式で行われます。
学生主体の運営
大会の準備・運営は、大学に所属する「ドローンプロジェクト」の学生が行います。学生たちは競技ルールの策定、コース設計、スポンサーとの連携、広報活動に積極的に関与し、企画力と組織運営力を磨いています。このような実践的な経験を通じて、彼らの社会とのつながりも強化されることでしょう。
開催日時と場所
- - 日時: 2025年11月3日(月・祝)10:00〜14:00(予定)
- - 場所: 大阪工業大学枚方キャンパス DXフィールド(大阪府枚方市北山1-79-1)
北山祭(学園祭)と同時開催されることから、地域の皆さんが参加しやすい環境が整っています。当日は会場内にスタッフが常駐し、参加者や教員へのインタビューの対応も作成される予定です。また、競技の様子を写真や動画で撮影することも可能です。
未来へのビジョン
本大会は、単なる競技イベントではなく、防災や物流、農業、スマートシティなど、幅広い分野でのドローン活用を意識した取り組みの一環です。地域と大学、さらに企業スポンサーが一丸となり、次世代を担う人材を育成するという目標に向けて積極的に行動しています。ドローンプログラミングの理解を深め、将来の社会課題の解決に寄与する人材の育成を目指すこの大会に、ぜひご注目ください。