トリナ・ストレージが引き続き業界のリーダーに
世界的大手エネルギー貯蔵製品のプロバイダーであるトリナ・ストレージは、ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)から3四半期連続でTier1エネルギー貯蔵サプライヤーに認定されました。この評価は、製品の性能、顧客満足度、そして金融機関からの信頼性の厳格なチェックを経て受け取られるものです。業界内での評価が難しい中、トリナ・ストレージは高い基準を満たし、信頼できるパートナーとしての地位を確立しています。
なぜトリナ・ストレージなのか?
トリナ・ストレージはその強固な財政基盤と最先端の技術力に支えられており、数々のプロジェクト実績を誇っています。これらの要素が相まって、エネルギー貯蔵市場において欠かせない存在となっているのです。特に、最新の大型産業用蓄電池システム「Elementa 2」は、314Ahの自社製セルを搭載し、最大12,000サイクルを実現。これにより、持続可能なエネルギーソリューションとしての信頼性が高まっています。
さらに、大型容器内でのコスト効率とシステムのパフォーマンスを最適化し、高地や温度差の厳しい環境でも使用できる設計がなされています。このように、トリナ・ストレージは様々な条件に適応することができる技術を持っています。
グローバルな販売戦略と成果
トリナ・ストレージは、現在、世界中に広がる販売ネットワークを持ち、製品開発からアフターサービスに至る品質管理システムを確立しています。このような取り組むことで、顧客の期待に応えるだけでなく、安全性と信頼性を確保しています。2023年末までには、646GWの出荷目標を掲げ、中国、ヨーロッパ、アジア太平洋域、北米、中東・アフリカ、ラテンアメリカの6つの市場を通じて達成する見込みです。
特に、イギリスではトリナ・ストレージの累計出荷量が1GWhを超え、「S&G Global 2023年ストレージプロバイダー・インテグレータトップ3」に選ばれました。4月には大規模なエネルギー貯蔵施設向けに1.5GWhの統合ソリューションを提供する契約を締結。その契約には、自社の最新製品であるElementa 2、PCS、EMSが含まれています。5月にはCNNP Rich Energyと75MW/300MWhのプロジェクト契約に署名しました。
今後の展望
トリナ・ストレージは、今後もクリーンエネルギー革命を推進するとともに、革新的なプロジェクトやサービスの提供に注力していく方針です。また、顧客の満足度を高めるための努力を惜しまず、持続可能な未来へ向けてのリードを強化していく計画です。
トリナ・ストレージのアジアパシフィック社長、ヘレナ・リは「私たちがBNEFから3四半期連続でTier1エネルギー貯蔵メーカーに認定されたことを誇りに思っています。この評価は、私たちの努力と顧客からの信頼を証明するものです。今後とも、最高の性能と信頼性を持つエネルギー貯蔵ソリューションの提供を続けていきます」とコメントしています。
トリナ・ストレージ概要
トリナ・ソーラーは2015年からエネルギー貯蔵事業を展開しており、2021年以降は電池セルや製品、ソリューションにおける垂直統合型のBESSソリューションプロバイダーとしての地位を確立しています。現在、世界中で100を超えるパートナーと連携しているトリナ・ストレージは、完工プロジェクトが5GWhを超える確かな実績を持つ企業です。研究開発においても、複数の実験室やセンターを設立し、米国のULやドイツのTÜV SÜDなどからの認証を受けています。製造拠点も中国各地に設置され、製品の量産化と効率的な配送が可能となっています。
これからもトリナ・ストレージは、エネルギー市場でのリーダーシップを発揮し続けることでしょう。