広島東洋カープを愛する全ての人へ
2018年1月20日、広島東洋カープをテーマにした絵本「ぼくのヒーロー」が発売される。この作品は、カープファンに捧げる一冊として、多くの人々の心を掴むこと間違いなしだ。
「ぼくのヒーロー」は、2017年の夏に行われたカープの激しい戦いを受けて生まれた。カープをみんなで応援するという思いから、この絵本はスタートした。この作品は、緒方孝市監督の娘である緒方佑奈氏の豊かな想像力と緒方かな子氏の絵、そして西田篤史氏の貴重なコラムや歴史的視点を融合させた共同作業の結果として ortayaした。
ストーリーとデザイン
この絵本は二部構成で、前半は緒方かな子氏と佑奈氏が描く絵本部分になる。主人公の「ぼく」の目線を中心に、常に勝つヒーローではない広島東洋カープの球団が、どんな時でも諦めずに戦う姿を表現している。読者は、彼らの努力や情熱を通じて、心温まる体験を得ることができる。
後半は、西田篤史氏による「ぼくのヒーロー」というタイトルのコラムに進み、広島市民球場からの時間を経たカープの歴史や、カープを応援するファンの視点が描かれている。ここでは、カープの選手たちがどのようにファンの人生と重なっているのか、その深い絆を感じることができる。
著者たちのメッセージ
緒方かな子氏は、幼少期の夢が絵を描く仕事であったことを振り返りながら、自身の思いを語る。彼女は「ファンあってのカープ、カープあっての広島」の素晴らしい関係性を表現しようとしている。この絵本は、子供から大人まで、多世代にわたってカープの魅力を伝えることを目指している。
一方、西田篤史氏は、カープが広島でどれだけ重要な存在であるか、その影響力を強調する。彼は信じられないほどの喜びや悲しみを共にしてきた経験を通じて、読者が野球の魅力を再発見することを願っている。
書籍情報とイベント
「ぼくのヒーロー」は、価格1,500円(税込)で販売される。絵は緒方かな子、作は緒方佑奈、話は西田篤史、文は清水浩司が担当した。出版を記念して、広島では絵画&原画展が開催され、様々な作品とともに「ぼくのヒーロー」の原画も展示される予定だ。特に、2018年1月27日と28日には、西田篤史氏を招いたギャラリートークとサイン会が開催され、多くのファンと交流できる機会にもなっている。
イベント詳細
- - 期間: 2018年1月23日~28日
- - 会場: 広島三越7階画廊
- - 時間: 10:30~19:30(最終日18:00閉場)
この絵本は、広島東洋カープに対する深い愛情と、その歴史やファンの情熱を詰め込んだ作品であり、広島の地で育まれた新たなヒーロー物語として、多くの人々に感動を届けるだろう。