福岡市天神地区での新たなデジタルギフト『QUOカードPay』
福岡市の繁華街、天神地区に位置する「天神地下街」で、10月1日からスマートフォンを使った新しいデジタルギフト「QUOカードPay」のサービスが開始されます。これは株式会社クオカードが展開する、全国で利用できるプリペイドカードと連携したサービスです。天神地下街は、公共交通機関や商業ビルを結ぶ重要な地下通路であり、1日に約20~30万人が訪れる活気にあふれた場所です。
天神地下街と『QUOカードPay』の関係
「天神地下街」はその愛称「てんちか」で広く知られており、周囲には約150店舗の店舗が集まり、地元の人々に親しまれています。この場所で「QUOカードPay」が利用可能になることで、福岡の方々の買い物スタイルにも新たな変化が訪れそうです。このデジタルギフトは、日常のさまざまなシーンで使えるような便利なサービスを目指しています。
『QUOカードPay』の特長
「QUOカードPay」の魅力は、簡単に使える利便性です。特に注目すべきは、面倒な情報登録が一切不要という点です。「もらう」「ひらく」「みせる」の3ステップで利用開始でき、専用アプリをダウンロードする必要もありません。受け取ったその瞬間からすぐに利用でき、現金と併用してお支払いができる点も大きなメリットです。ただし、一部の店舗では現金との併用ができない場合もあるため、事前の確認が推奨されます。
加えて、最短即時発行が可能で、電子的に贈り手の気持ちを伝えることができるという点も特筆すべき特徴です。発行後は、贈った相手にメールやSNSでリンクを送るだけで、気軽に贈り物ができる仕組みです。また、店頭での利用時には、その時の残高が表示されるほか、カードの画像も表示され、ブランドとのつながりを感じられる新しいコミュニケーションツールとしての役割も果たします。
クオカードの背景と今後の展開
株式会社クオカードは、1987年に創立以来、全国のコンビニやドラッグストア、書店、カフェなどで利用できる「QRカード」の発行元として知られています。累計発行枚数はなんと約10億枚にも上り、その認知度は92.5%を誇ります。この経歴を持つクオカードが、デジタルギフトとして新たに始まった「QUOカードPay」にも期待が寄せられています。
2019年にサービスを開始した「QUOカードPay」は、様々な業種の店舗と提携し、利便性が評価されています。例えば、アプリ不要で簡単に使え、オリジナル画像で感謝の気持ちが伝わる点、そしてメールやSMSを通じて直接贈りやすいことなど、ユーザーのニーズに応える要素が多数です。
同社は2022年に35周年を迎え、新たなパーパスとして「贈る想いに寄り添い、つなぐ。小さな『うれしい』で、笑顔あふれる未来を創る。」を掲げています。これを通じて、さまざまな人々とのつながりを大切にし、贈るという行為そのものに新しい価値を見出しています。
福岡の方々にとって、「QUOカードPay」が身近な存在になることが期待されており、今後の展開から目が離せません。さらに多くの店舗が「QUOカードPay」を導入すれば、福岡の人々のショッピングライフにはさらなる便利さが加わることでしょう。