EdTechと休校支援
2020-03-02 14:00:49

EdTechを駆使した新プロジェクトが長期休校支援に乗り出す

EdTechを活用した新プロジェクト



デジタルハリウッド大学大学院の佐藤昌宏教授が率いる新たなプロジェクト「マナビを止めるな!」が、その名の通り、学校の長期休校に対する支援を目指しています。本プロジェクトは、EdTech技術を駆使して、どこでも・いつでも・誰でも学べる環境の構築に向けた取り組みです。教育活動が実質的に停止する状況においても、学びを途切れさせないための道筋を拓くことが目的となっています。

プロジェクトの背景



2020年以降、コロナ禍に見舞われた学校は、度重なる学級閉鎖や長期休校を経験し、多くの自治体や学校、保護者が頭を抱えてきました。この新プロジェクトは、そのような状況を乗り越え、教育の継続性を確保するために立ち上げられました。EdTechの力を借りて、産学官民が一丸となって取り組むこの試みは、未来の教育環境の在り方を示唆しています。

具体的な活動内容



本プロジェクトでは以下の具体的な取り組みを行います:

1. 情報発信



YouTubeチャンネルを開設し、様々な企業との協力を通じて、有益な情報を広く発信していきます。教育現場での最新の取り組みや、オンライン学習の整備状況などを、視覚的にお伝えします。

2. 実証事業



全国一律の施策ではなく、地域ごとのニーズに応じた実証事業を実施します。地域の学校や教室が抱える問題を抽出し、民間企業とのコラボレーションを通じて、試行錯誤しながら具体的な解決策を模索します。

3. ロゴマークの提供



プロジェクトの理念に賛同する団体には、プロジェクトのロゴマークを無償で提供し、広く利用してもらうことを目指しています。これにより、参加者の意識を高め、コミュニティの一体感を醸成することが期待されます。

連携団体



プロジェクトは、経済産業省の「学びを止めない未来の教室」とも連携しています。この取り組みは、教育現場のニーズに応えるための専門家集団と共に進められ、幅広い知識やリソースを活用します。

Youtubeチャンネル



「学びを止めるな!プロジェクト」と題されたこのYouTubeチャンネルでは、様々なコンテンツを通じて、教育に関する新たな試みを発信します。配信予定の内容には、発起人である佐藤昌宏教授からのメッセージや、Zoomを使ったオンライン授業の提案などが含まれます。

佐藤昌宏教授の紹介



佐藤昌宏教授は、教育改革に取り組む第一線の専門家です。NTTに入社後、ライブドアの立上げに参画し、その後、デジタルハリウッド株式会社にて執行役員を務め、日本初の株式会社立大学院の設置にも寄与しました。学びの未来を見据えた重要なメッセージを発信し続けています。

教育の未来に向けた、彼のビジョンと実践が、今回のプロジェクトを通じてより多くの人々に届くことが期待されます。私たちが直面する教育の危機を共に乗り越えるための一歩、ぜひご注目ください。

会社情報

会社名
一般社団法人教育イノベーション協議会
住所
東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。