新たなロボットサービス
2025-09-01 16:43:23

革新的ロボットレンタルサービス、製造業支援への新時代を切り開く

セレンディップ・ロボクロスの新しいロボットレンタルサービス始動



名古屋に本社を構えるセレンディップ・ロボクロス株式会社は、革新的なロボットレンタルサービスを2025年9月より提供開始します。このサービスでは、モーションリブ株式会社が開発した「力触覚制御」技術を活用した協働ロボットが利用可能になります。最初の一ヶ月から手軽に利用できる月額制を採用しており、初期投資を大幅に抑えることが可能です。

サービスの背景



日本の中堅・中小製造業は、深刻な人手不足と熟練技術者の高齢化といった課題に直面しています。特に微妙な力加減や感覚が求められる作業は、自動化が難しいとされてきました。また、ロボット導入には多額の初期投資が必要とされてきたため、企業は経済的なリスクを避けるためにジレンマを抱えていました。

新サービスの特徴



この新しいレンタルパッケージ、名付けて「URH×ロボクロス 協働ロボットレンタルパッケージ」は、以下の利点を提供します。

1. 低コストでの試験導入: 初期投資を抑えつつ、実機を使って現場での効果を確認できます。
2. 定量的な効果測定: 作業工程における再現性や効率を数字でテスト可能です。
3. 導入の迅速化: 効果が実証された場合、スピーディーに導入できます。
4. 自動化の新しい扉を開く: 従来のロボットでは難しかった分野における生産性向上が実現可能です。

実機の特徴



このサービスに搭載される「URH」は、アームにかかる力をリアルタイムにセンシングし、自動で動作を補正する「力触覚制御」技術を搭載しています。これにより、精密な作業も信頼性の高いものとなり、以下のような工程での活用が期待されています。
  • - 研磨・バリ取り: 複雑な形状であっても均一な加工圧を維持し、安定した品質を提供。
  • - 精密組立: 部品のはめ込み時にかかる力を感知し、破損リスクを軽減。
  • - 機能検査の自動化: 打音や接触検査を定量化し、品質のばらつきを最小限に。

相談や実機確認の場所



実際の操作を体験できる場所は、神奈川県川崎市と愛知県名古屋市に設けられています。事前予約が必要ですが、これにより利用者は実際のロボットに触れ、詳細な問い合わせが可能です。

今後の展望



この新サービスが導入されることで、自動化が進んでいなかった製造現場の効率が高まり、日本の中堅・中小製造業の競争力が強化されることが期待されます。アイディアから実行へ、そして実績の積み重ねによって、製造業の未来が変わるのです。

会社概要



セレンディップ・ホールディングス株式会社の設立は2006年8月、代表取締役社長兼CEOの竹内在が率いています。事業内容には経営コンサルティングや事業再生が含まれています。セレンディップ・ロボクロスは2018年に設立され、協働ロボットの販売やレンタルを行っており、設置から運用までのトータルサポートを提供しています。

URL: セレンディップ・ホールディングス
URL: セレンディップ・ロボクロス


画像1

会社情報

会社名
セレンディップ・ホールディングス株式会社
住所
愛知県名古屋市中区錦1-5-11名古屋伊藤忠ビル
電話番号
052-222-5306

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。