自動車リサイクル見学
2025-11-13 12:39:19

向日市立第三向陽小学校の生徒が自動車リサイクルを学ぶ特別見学会

向日市立第三向陽小学校5年生の見学会



2025年10月24日、公益財団法人自動車リサイクル促進センターが主催する特別見学会が、京都のダイハツ工業の製造工場にて開催されました。このプログラムには、向日市立第三向陽小学校の5年生47名が参加し、自動車リサイクルへの取り組みに直接触れる貴重な機会を得ました。

座学での学び


見学会は、まず座学から始まりました。参加者はダイハツ工業の自動車リサイクルの活動について説明を受けた後、実際の工場で行われている工程について学びました。特に、同社の大山崎工場がどのようにリサイクル活動に貢献しているのかという点に焦点が当てられ、環境に優しい製造方法を知ることができました。

この座学では、特にリサイクルが自社の経営の一環としてどのように組み込まれているか、またその重要性についての理解が深まった様子でした。子どもたちからは、「リサイクル活動が企業にとって大事だと知って嬉しかった」という意見も聞かれました。

工場見学の充実した体験


座学の後、いよいよ工場見学が始まりました。参加者たちは、塗装や組立、検査といった自動車製造に関わる各工程を実際に確認しました。特に記憶に残ったのは、塗装工程における先進的な技術で、未塗着塗料を回収するために使用される段ボールフィルターについての説明です。この方法によって、水や塗料の使用量が大幅に削減され、環境への負担が軽減されていると聞き、子どもたちからは驚きの声が上がりました。

また、見学を終えた後には、「自動車の塗装が人手からロボットに変わることで、どのように効率化が進んでいるのか」といった質問もありました。生徒たちはメーカーのリサイクル活動について更に知識を深めることができました。

未来の担い手としての意識


この見学会を通じて、向日市立第三向陽小学校の生徒たちは、自動車リサイクルの重要性や、自らが未来の環境を守る担い手であることを学んだのです。自身の目で見て、理解を深めた経験は、これからの生活の中で大きな影響を与えることでしょう。

自動車リサイクルは、ただの資源再利用に留まらず、環境保護という観点からも重要なテーマです。このような教育の機会を通じて、子どもたちが持つ視点が変わり、将来的に持続可能な社会を築く一助となることを期待せずにはいられません。

この特別な体験を経て、向日市立第三向陽小学校の生徒たちが、今後どのような環境意識を持って成長していくのか興味深く見守りたいと思います。


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