先日、京都を拠点とする株式会社loco y tanto(ロコイタント)が、独自のドッグウェアブランド「loco」の試着&撮影会を開催しました。このイベントは、京都の伝統的な絹織物「西陣織」を用いたドッグウェアの魅力を多くの人に知ってもらうことを目的としており、参加者には愛犬と共に特別な時間を楽しんでもらいました。
イベントの概要
2024年10月4日、場所は横浜市の「Pet Garden Studio Atelier Cuddly」。参加したのは3組の飼い主とその犬たちで、彼らはそれぞれの愛犬に西陣織を使った服を試着させ、カメラの前でポーズを決めました。20〜30分の撮影タイムの中、愛犬たちはまるでモデルのように振る舞い、たくさんの素敵な写真が撮影されました。
西陣織ドッグウェアの背景
locoのドッグウェアが注目される理由は、使用する素材の質の高さと、それに込められた思いにあります。株式会社loco y tantoの代表である阪上愛莉さんが、西陣織に着目し上質な犬服を提供したいと考えた背景には、京都出身であることが大きく関与しています。伝統的な西陣織は数世代にわたって継承されてきたもので、近年では大量生産の影響でその技術が衰退の危機に瀕しています。