ブレゲ、ジュネーブ時計グランプリで金の針賞を受賞
スイスの名門時計ブランド、ブレゲが2023年のジュネーブ時計グランプリ(GPHG)において、その名誉ある賞「Aiguille d’Or(金の針賞)」を受賞しました。今回の受賞は、同社が誇る《クラシック スースクリプション 2025》というモデルに対するもので、この賞の栄誉は時計業界全体を通じて最も優れたタイムピースに贈られます。
創業250周年を祝う特別なモデル
この《クラシック スースクリプション 2025》は、ブレゲ創業250周年を祝う年に発表された特別なモデルです。創業者アブラアン-ルイ・ブレゲの先見の明を称賛するものであり、18世紀末にデザインされた懐中時計スークリプション・ウォッチからインスパイアを受けています。シンプルな外観の中にも革新性が息づいており、現代に適した形で再解釈されています。
この一本針のモデルは、歴史的な懐中時計の美しさを現代の腕時計として忠実に再現。特に、ムーブメントの構造はスースクリプション・キャリバーやタクトウォッチからの影響を受けており、そのデザインはオリジナルのコーディネートを見事に反映しています。ケースにはサテン仕上げが施され、シュヴェ型のガラスが優雅さを引き立て、さらにグラン・フーエナメルの文字盤が卓越した視覚的魅力を提供します。
美しいディテールと手仕上げの技術
ブレゲ針として知られるブルースチールの針は、職人による手作業で仕上げられ、微細な仕上げが施されています。背面には特別な「ケ・ド・ロルロージュ」ギヨシェ模様が彫り込まれており、さらに創業者ブレゲ自身がムーブメントの理念を記した言葉が刻まれています。これにより、時計が持つ物語や精神がひときわ際立っています。
CEOの言葉と受賞の意義
ブレゲのCEOであるグレゴリー・キスリング氏は、この受賞について次のようにコメントしています。「GPHGで金の針賞を受賞することは、創業250周年を迎えるブレゲにとって、最高の名誉です。この受賞は《クラシック スースクリプション 2025》を讃えると同時に、ブランドの発展を支えてくれた全てのチームの努力と情熱に感謝の意を示すものです。皆の努力こそが、ブレゲの真髄を形成しているのです。」と、企業のコミットメントとチームの団結を強調しました。
結論
今年のジュネーブ時計グランプリにおけるブレゲの受賞は、ただの時計にとどまらず、ブランドの歴史や職人技、そして未来へのビジョンをも象徴しています。《クラシック スースクリプション 2025》は、ブレゲの魅力を余すことなく表現しており、時計愛好家にも新たな視点を提供する一品となることでしょう。
ブレゲの各ブティックでも、これらの特別なモデルを体験することができますので、ぜひ足を運んでみてください。
【店舗情報】
- - ブレゲ ブティック銀座: ☎03-6254-7211
- - ブレゲ ブティック伊勢丹新宿店: ☎03-3352-1111
- - ブレゲ ブティック日本橋三越本店: ☎03-6665-0143
- - ブレゲ ブティック阪急うめだ本店: ☎06-6313-7863
詳しくは
ブレゲ公式サイトをご覧ください。