ハイケム株式会社は、2025年6月4日から6日まで東京ビッグサイトで開催される「第54回国際電子回路産業展JPCA Show 2025」に出展します。この展示会は、世界中の電子回路メーカーが集まる一大イベントで、最新の技術や製品を紹介する重要な場となっています。ハイケムのブースは東展示棟の小間番号が6H-06で、訪問者には自社の新製品と技術を直接体験する機会があります。
現在、生成AIの普及と次世代通信技術であるビヨンド5G・6Gの導入が進んでおり、これに伴い低誘電樹脂などの次世代基板材料の需要が急増しています。しかし、その基盤となる機能性樹脂モノマーは製造が難しく、供給が需要に追いつかない状況が続いています。ハイケムは、これらの状況に応じた製品を展示し、業界の革新に貢献することを目指しています。
ハイケムは「生成AI時代の基盤革新に貢献」というテーマを掲げ、自社開発のビスマレイミド・シアネート樹脂を中心に造っている新たな低誘電樹脂モノマー、鉛フリーの銀ナノワイヤなど、技術力が求められる製品群を紹介する予定です。特に中国の新興メーカーとの提携を強化し、高度な技術で製品開発の幅を広げていくことに注力しています。
出展製品の一部
- クロロメチルスチレン(CMS)
- 1,2-ビス(4-ビニルフェニル)エタン (BVPE)
- シアネートモノマー「BACE」
- ビスマレイミドモノマー
- シアネートモノマー重合体「BACE-10」
- ビスマレイミド・トリアジン樹脂「HRポリマー」
- 銀ナノワイヤ
展示会に関心のある方は、個別取材の申し込みも可能です。詳細な日程などは、以下のURLから登録できます。
取材申し込みページ
会社概要
ハイケム株式会社は、東京都港区に本社を構える化学品メーカーおよび商社です。事業内容としては、医薬品や食品、農薬を含むライフサイエンス分野から、最新の電子部材まで幅広い製品を取り扱っています。また、北東アジアにおいても研究開発や製造拠点を有し、サステナブルな化学プロセスの開発にも積極的に取り組んでいます。
今後も、革新的な製品と技術を通じて持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。