新しい算数の楽しみ方「目で見る算数」
教育出版株式会社が、あの「ピタゴラスイッチ」の制作陣と共同開発した映像コンテンツ「目で見る算数」の個人向けストリーミング配信を開始しました。この新しい教育サービスは、月額680円で提供され、特に4年生から6年生の算数の学習単元に合わせて制作されています。
「目で見る算数」は、子どもだけでなく大人も楽しめるよう工夫された内容が特徴です。このコンテンツはアニメーションや歌、実写を組み合わせながら、算数の抽象的な概念を直感的に理解できるように構成されています。具体的には、以下のようなユニークな作品が公開中です。
「目で見る算数」の一押しコンテンツ
1.
がんばれ!平行四辺形の歌(4年) - 平行四辺形をテーマにした楽しい歌です。
2.
立方体の展開図(4年) - リズムに乗って立方体の展開図を学ぶクイズ形式の内容です。
3.
2つのケーブルカー(4年) - ケーブルカーの距離を調べる中で算数を学びます。
4.
水そうにみる平均(5年) - 水の動きで平均の概念を視覚的に伝えます。
5.
円柱なれるかな?(5年) - 音楽に合わせて円柱の正体を知る面白さを提供します。
6.
あばれる三角形(5年) - 三角形の特性の「変化」を体感します。
7.
数を生み出す箱(6年) - 不思議な箱を通じて数の生成を学びます。
8.
チョコレート計算機(6年) - 分数の計算に役立つ視覚的表現を用います。
9.
スーパーボールの秘密(6年) - 物理的なルールと関わる算数を探求します。
このように、多種多様な内容で構成される「目で見る算数」は、見た目の楽しさだけでなく、算数の基礎的な概念をしっかりと学べるようになっています。
学ぶ意欲を促進する理由
日本の教育現場では、抽象的な算数の理解に「つまずき」が生じることが多く、特に文部科学省が指摘している「数理的表現」への理解促進が課題とされています。「目で見る算数」は、この問題を解決するために開発され、視覚に訴える様々な演出を用いた学びの場を提供しています。
特に最近、保護者から「家庭でもこの内容が見たい」といった声が多く寄せられたため、この度、個人向けの配信が決定されました。教育出版株式会社は、さまざまな年齢層の人々に設けた「楽しさ」を通じて、算数に対する興味を高めたいと考えています。
佐藤雅彦先生の絶賛
「目で見る算数」について、東京藝術大学名誉教授の佐藤雅彦氏は「算数教育の現場に驚きと喜びをもたらした」と語っており、視聴者に楽しんでもらえる様子が伝わってきます。彼の手掛けた作品に触れることで、算数がより身近に感じられることでしょう。
未来に向けた算数学習の可能性
「目で見る算数」は、ただのコンテンツではなく、未来の教育に新しい風を吹き込むものとなっています。大人になっても役立つ数学の基礎を、子どもたちに楽しく学んでもらうための仕掛けが随所にあります。
これからも新しい配信が続々と追加されていく「目で見る算数」に注目が集まることでしょう。今後の教育におけるこの取り組みが、一体どれほどの影響をもたらすのか期待が高まります。