宮藤官九郎作・演出『唐茄子屋 不思議国之若旦那』が初登場!
2024年の後半に向けたシネマ歌舞伎のラインナップが発表され、特に注目を集めているのが宮藤官九郎氏による新作『唐茄子屋 不思議国之若旦那』です。この作品は、古典落語の要素とルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」を組み合わせたユニークなストーリーで、中村勘九郎が情熱的な若旦那を演じます。
シネマ歌舞伎の魅力とは?
シネマ歌舞伎とは、映画のような感覚で気軽に歌舞伎を楽しめる新しい形態の歌舞伎です。松竹が提供する「歌舞伎オンデマンド」で、毎月1本の作品が配信されており、視聴者は手軽に歌舞伎の世界に浸ることができます。このサービスは特に、歌舞伎初心者や忙しい日常を送る方々にとって、魅力的な選択肢となっています。
2024年後半のラインナップ
2024年後半のシネマ歌舞伎は、ファンにとって見逃せない作品が目白押しです。9月には串田和美による演出・美術で、中村勘三郎が主演の『法界坊』が配信されます。続いて、10月には、泉鏡花の名作『日本橋』が登場し、11月には宮藤官九郎の話題作『唐茄子屋 不思議国之若旦那』が早くも配信されるので、期待が高まります。
12月は歌舞伎NEXTの第1弾作品として『阿弖流為〈 アテルイ〉』が配信され、2025年1月には三島由紀夫作の『鰯賣戀曳網』が続きます。また、2月は幻想美が溢れる『海神別荘』が登場する予定です。これらの作品はすべて初配信となるため、歌舞伎ファンたちにとって見逃せない瞬間です。
宮藤官九郎の独自の視点
『唐茄子屋 不思議国之若旦那』では、自己愛の強い若旦那が花魁を追いかけて不思議な世界に迷い込む様子が描かれ、宮藤監督の独特な視点やユーモアが堪能できるようになっています。この作品は、新たな視点から人情を描いた物語であり、宮藤氏ならではの繊細かつ大胆なトリックがふんだんに施されています。
配信情報と料金
作品は「歌舞伎オンデマンド」を通じて視聴可能で、配信期間は11月1日から30日までです。視聴料金は1,900円(税込)で、レンタル開始から7日間、何度でも視聴できるのも魅力的です。また、スマートフォンを使った音声解説が楽しめる「シネマ歌舞伎イヤホンガイドアプリ」も利用可能です。
歌舞伎のみならず、現代の視点を取り入れた新しいエンターテインメントをぜひ楽しんでみてください。この機会に、宮藤官九郎の世界観に触れて、心豊かな時間を過ごしてみませんか?
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