ルスツリゾートホテルが「iF DESIGN AWARD 2025」を受賞！その魅力に迫る

ルスツリゾートホテルが取り組んだウェルネスデザイン

北海道に位置するルスツリゾートホテル＆コンベンションが、国際的に著名なデザイン賞である「iF DESIGN AWARD 2025」を受賞した。これはただの賞ではなく、ウェルネスとデザインが見事に融合した客室のデザインが評価された結果である。

ウェルネスフロアのコンセプト

受賞したフロアのデザインを手掛けたのは、三井デザインテック株式会社である。このデザインは「唯一無二のイマーシブ体験ができるウェルネスSPA」をテーマにしており、客室が「fulfilled（満たされる）」というコンセプトのもとに作られている。特に注目すべきは、客室に取り入れられた水、光、火、音響、香り、デジタル、自然といった要素の融合であり、これにより訪れたゲストは五感を通じて心地よい体験を得ることができる。

このような試みは、観光業界に新たな流れをもたらすものと言えるだろう。ルスツリゾートホテルの代表取締役社長、加森久丈氏も授賞式に出席し、業界の注目を集めることとなった。

デザインの革新

ルスツリゾートのウェルネスルーム・プレミアムスイートは、贅沢な空間と機能的な設計が見事に組み合わさっており、訪れる人々に新しい時間の過ごし方を提案している。また、ウェルネスルーム・スイートは自然との調和をテーマにした客室で、大人の隠れ家のような雰囲気を醸し出している。リラックスしたいという需要に応えるこのデザインは、国内外の観光客の支持を得るに違いない。

健康を重視した空間作り

さらに注目すべきは、どちらの客室も健康とリラクゼーションを重視した設計である点だ。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚といった五感を意識し、ゆったりと寛げる空間が提供されているため、ストレスを感じやすい都市生活から逃れる理想的な場所でもある。加森社長は、「私たちの目指すのは、ただの宿泊施設ではなく、心と身体を満たすための空間です」と語っており、まさにその言葉通りの体験ができる環境が整っている。

多方面での評価

また、ルスツリゾートでは、2024年にも「日本空間デザイン賞ショートリスト入賞」や「Sky Design Awards 2024」のインテリア・デザイン部門でのBronze受賞等、国内外で高い評価を得ている。これらの受賞歴は、ルスツリゾートがデザイン性だけでなく、実用性も重視していることを示している。