「JAPAN-O」の魅力
2024-11-19 08:17:54

アメリカ市場をターゲットにした地方の新ブランド「JAPAN-O」の魅力とは

地方連携でアメリカ市場を切り拓く新ブランド「JAPAN-O」



2024年9月、アメリカのニューヨークとロサンゼルスで開催された商談会にて、日本の地方の魅力を集結させた新しい食品ブランド「JAPAN-O」がデビューしました。このブランドは、アメリカ市場向けに高付加価値のある地方の特産品を提供することを目指しています。特に、食に関するコンセプトに日本独特の「御」という言葉を使用し、そこから「O」を取り入れることで、製品の高品質と地域特性を強調しました。

地方商品の課題と新ブランドの設立背景



日本の地方には個性的で魅力的な食品が多く存在する一方、販路の拡大には多くの困難が伴っています。特に、中小・小規模事業者にとって、大都市への進出は価格やロットの問題で厳しい現状です。また、過疎化や高齢化が進行する中、地域の魅力的な商品や作り手が次々と消えていく危機感もあります。そこで、株式会社KKTエンタープライズ(KKTEP)は、これらの地方商品が持つ高い価値を価格に反映できる方法を模索してきました。

一方で、海外、特にアメリカでは和食の人気が高まっています。寿司をはじめとした日本食ビジネスが急成長している中、地方からも高品質な冷凍食品を提供できる可能性が大いにあります。そこでKKTEPは、日本の地方商品を海外に広めるために、新たな「JAPANブランド」の設立を決定しました。

JAPAN-Oのコンセプト



新ブランド「JAPAN-O」は、日本のモノづくりの精神を反映した食品ブランドです。「御」という言葉が象徴するように、丁寧な製造過程や素材への敬意を表現しています。米や肉、野菜、魚、お菓子など、世界中に存在する食品も、日本の地方が誇るものでなければならないという思いからこのブランド名が誕生しました。

プロジェクトには、熊本や徳島、島根など、全国の13地域の食品事業者が参加しています。各事業者は地元の食材を生かし、こだわりを持った商品開発を行っており、彼らの熱意と品質こそが「JAPAN-O」の価値を支えています。

現地商談会の成功



アメリカの商談会は、KKTEPが築いた物流・貿易のパートナーシップを活かして行われました。Fresh Foods Master Ltd.(FFM)や株式会社J・MADEなどの企業と連携し、アメリカにおける市場調査や現地輸出に必要なノウハウを提供しています。期間中には、商談会に参加した企業がそれぞれの地域の特色や製品の魅力を映像と共にプレゼンテーションしました。会場では現地バイヤーたちから「まだ知られていない日本の素晴らしい商品を知れた」との声も上がり、商談会は成功を収めました。

地方とアメリカをつなぐ新たなプラットフォーム



今回の商談会は、ただのマーケットアウトではなく、マーケットインの視点を取り入れた新たな日本の地方ブランドを確立する第一歩となります。KKTEPは、今後もアメリカ市場向けに地方商品の価値を伝えるために、現地のニーズと供給者の視点をつなぐ施策を進めていく予定です。2024年10月にはロサンゼルスで毎年行われる「OC JAPAN FAIR」に出展し、現地の消費者からのフィードバックを受けながらさらなる成長を目指します。

このような取り組みを通じて、日本の地方資源が新しいビジネスチャンスを生む未来を期待しています。アメリカがまだ知らない日本の地方の魅力を、JAPAN-Oが全世界に発信する日も近いでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社KKTエンタープライズ
住所
熊本県熊本市中央区大江2-4-5 KKTメディアビル2F
電話番号
096-363-6655

関連リンク

サードペディア百科事典: 熊本県 熊本市 JAPAN-O KKTEP ローカル

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