三重県朝日町のシンボル、円形校舎を未来へつなぐプロジェクト始動
三重県朝日町にある朝日小学校の象徴的な4階建て円形校舎。全国でもわずか5つしかないと言われるこの希少な校舎を、3Dデータ化して未来に残すプロジェクトが、ふるさと納税サイト『さとふる』を通じて始まりました。
このプロジェクトは、朝日町と『さとふる』を運営する株式会社さとふるが共同で実施。目標金額は500万円で、2024年11月15日から2025年2月14日まで寄付を受け付けています。
なぜ3Dデータ化が必要なのか?
朝日町は、人口増加率が過去に日本一になったこともある、活気あふれる町です。しかし、時代の変化とともに、貴重な建造物の保存が課題となっています。円形校舎は町民にとって大切なシンボルであり、その歴史的価値、建築的価値を未来へ伝えるためには、現状を正確に記録することが不可欠です。3Dデータ化によって、建物の詳細な形状や構造をデジタルデータとして保存することで、将来的な維持管理や復元にも役立ちます。また、このデータは教育資料として活用したり、町内外への発信にも活用できるため、地域活性化にも貢献すると期待されています。
朝日小学校円形校舎の魅力
朝日小学校の円形校舎は、町の中心部に位置し、地域住民に広く親しまれています。その独特なデザインは、子どもたちの学びの場としてだけでなく、地域コミュニティの核としての役割も担ってきました。この円形校舎を保存することは、町の歴史と文化を守り、次世代へ継承していくことにつながります。
ふるさと納税で参加しよう
このプロジェクトは、ふるさと納税の仕組みを活用したクラウドファンディング形式で行われます。『さとふる』を通じて寄付を行うことで、税金の控除を受けながら、朝日町の円形校舎保存に貢献することができます。寄付者には、プロジェクトの進捗状況や成果などが報告されます。
株式会社さとふる、そしてCAMPFIREとの連携
本プロジェクトは、ふるさと納税ポータルサイト『さとふる』とクラウドファンディングプラットフォーム『CAMPFIRE』の連携により実現しました。両社は業務提携しており、自治体のクラウドファンディングプロジェクトを支援しています。
朝日町からのメッセージ
朝日町は、このプロジェクトを通じて、円形校舎の価値を全国に発信し、多くの人々と共に未来への継承を実現したいと考えています。皆様のご支援を心よりお待ちしております。
まとめ
朝日町の円形校舎3Dデータ化プロジェクトは、単なる建物の保存にとどまらず、地域の歴史、文化、そして未来への想いを繋ぐ、非常に意義深い取り組みです。この機会に、ふるさと納税を通じて、日本の貴重な歴史遺産を未来へつなぐ活動に参加してみてはいかがでしょうか。
寄付ページURL
※寄付受付期間や目標金額は変更となる可能性があります。