新たなセキュリティマネジメントプラットフォーム「AeyeCopilot」が登場
2023年4月8日、株式会社エーアイセキュリティラボは脆弱性診断を統合的に管理できるセキュリティマネジメントプラットフォーム「AeyeCopilot」のβ版の提供を開始しました。この新しいプラットフォームは、企業が直面するセキュリティの課題を解決し、全体のセキュリティガバナンスを強化することを目的としています。
デジタルサービスにおけるセキュリティの重要性
近年、デジタルサービスはビジネスにおける中心的な要素となっています。そのため、企業のセキュリティ対策はWebやクラウドへと広がっています。しかし、各事業部が独自にサービスを運用するケースが多く、従来のIT資産とは異なる形のセキュリティガバナンスの実施が難しくなっています。この背景から、企業には多くの課題が存在します。
セキュリティ部門が直面する課題
特に、セキュリティ部門において以下のような問題が見受けられます。まず、すべての診断業務をセキュリティ部門が抱えることで、負担が大きくなります。また、各事業部に任せた場合、進捗や状況を把握しにくく、診断ガイドラインが現場に浸透しにくいということも問題です。
「AeyeCopilot」の機能
このような課題を解決するために開発された「AeyeCopilot」では、セキュリティ部門が設計した運用ルールに基づいた脆弱性診断が可能です。具体的な機能としては、
- - 業務のPDCAサイクルの仕組み化: AeyeScanと組み合わせることで、診断業務のプロセスをシステム化し、各事業部にその実施を任せやすくなります。
- - データの自動集約: 診断プロセスを回すことで、すべてのデータがAeyeCopilotに自動で集約されます。
- - 一元管理: 計画や進捗状況を管理画面で一元的に管理し、可視化された情報により、課題の発見や最適化がスムーズに実現します。
今後の展望
今後の展望としては、脆弱性診断の各フェーズで発生する人による判断や意思決定に対応する機能の強化が計画されています。さらに、エーアイセキュリティラボが得意とする生成AI技術を活用し、セキュリティ診断業務全体をカバーできる包括的なソリューションの提供を目指します。
クラウド型Webアプリケーション脆弱性診断ツール「AeyeScan」
さらに、「AeyeCopilot」と併せて提供される「AeyeScan」は、クラウド型のWebアプリケーション脆弱性診断ツールであり、従来の手動による診断業務をAIの活用により自動化しています。これにより、誰でも簡単に高精度の診断を実現できるのです。詳細は、
こちらのプロダクトサイトをご覧ください。
株式会社エーアイセキュリティラボについて
エーアイセキュリティラボは、「サイバーセキュリティ人材の不足を技術力で解消する」という理念のもと、2019年に設立されました。代表取締役社長の青木歩氏は、生成AIなどを通じて常に新しい解決策を提供し続けています。さらなる情報は、
公式サイトをご確認ください。