10月1日、製造業をターゲットにした業務管理アプリ「CHAIN(チェイン)」が新たにサービスを開始します。このアプリは、図面や顧客情報、営業活動など、分散しがちな情報をまとまりのある形で管理することを目的としています。
製造業界では、日々扱う情報が多様であるため、しばしばその情報が分散し、アクセスや共有が難しいケースが頻繁に見受けられます。例えば、図面がどこに保存されているか分からない、業務上必要な帳票が見つからない、過去に発生した不良やトラブルの情報が活かされていない、といった悩みを抱えている方々が多いのです。
CHAIN開発企業のカタラクシーは、製造業のマッチングプラットフォーム「Mitsuri」を運営し、業界のニーズを把握。数百時間にわたるインタビューを実施し、現場の声を徹底的にフィードバックしました。その結果、アプリには直感的に操作できるユーザーインターフェースが採用され、パソコン操作が苦手な方でも簡単に使える設計が実現しました。
このアプリでは、情報の統合管理が可能です。例えば、発生した不具合については、図面にその情報を追記することができ、同じ過ちを繰り返さないよう再発防止につなげることができます。また、案件や図面に関連するチーム内コミュニケーションもスムーズに行うことができるため、効率的な作業環境を構築できます。
料金は月額2,750円(税込)で、導入後2ヶ月間は無料で利用できる点も特徴です。さらに、初期導入サポートとして11万円(税込)で、自社のワークフローに合わせたアプローチを提案します。多様な業務を具体的にサポートするため、オンラインサポートやメールでの問い合わせも用意されています。
CHAINにより、製造業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるための最初の一歩が踏み出せることが期待されています。情報を探している時間の大幅な削減が実現し、リモートワークの推進や若手人材の採用支援にもつながります。
今後は自社機械の管理機能を強化し、サプライチェーン全体でのコミュニケーションを一層スムーズに進められるよう開発を続けていく予定です。情報を一元化することで、業務の効率性だけでなく、企業の競争力も高まると期待されています。ぜひこのチャンスを利用して、御社の業務効率を飛躍的に向上させてください!